Web管理者日記 2002年7月

 

7/31(水) 昨夜大学に停めたままの車を取りに嫁さんのFitで家族ドライブ。構内を散策してお茶を飲み帰ってきた。昼食後、久しぶりに野々市小にて研修部会に参加。13時30分から17時までみっちり会議。10月まなびぃフェスタに絡んだ学校公開の打ち合わせだが、かなり難問山積。9月中旬の運動会、10月の郡の音楽会発表練習など通常の行事準備の上に公開発表の負荷がのしかかっている。2学期スタート後の1ヶ月少々の限られた時間をどうマネージメントしていくのか…

会議参加の合間にこっそり内留生野郎組のMLを作成、運用開始。17時30分より栗山さん@安原小のデジタルビデオ取り込み&編集のアドバイス。プレゼンのための動画をPCに取り込むか、それともビデオに落として別に表示するか等、試してみながらBetterな策を考える。マシンの安定性のこともあり、VHSテープに落としておくことになり、その方法を伝える。

帰宅して夕食後、D-proワークショップ(Go-live)の補助講師の一夜漬け資料の「できる」本を書店に買いに行く。泥縄だなあ。

21時過ぎ、井表さんにTelし、VAIOデスクトップのCD-Rドライブ交換の相談対応。純正ドライブが5インチベイ型かスリムドライブかわからず困ったが、ネット検索で5インチベイ型の汎用品と判明。購入と交換のためのノウハウを伝える。メーカー修理だと5万円近くだそうだ。自分でやれば1万円弱で済むのでおトクなのである。

  

7/30(火) 朝、井表さん@県教育センター内留生からTelで自宅PCのドライブのトラブルの相談あり。後日詳細を聞く事に。

そのまま東明小に出かけて中野さんの教室のPCの設定。Web学級日誌の他校日誌の閲覧障害(スクリプトエラー)は、ブラウザをIE4からIE5.5SP2にアップデートする事で解決。ただし図の表示に問題が残り、これはバディーに問い合わせをしてもらうことになった。

続いて行く予定だった栗山さん@安原小は時間の関係で明日の夕刻に時間変更。

大学に到着10:00。谷口さんの「しらまと」収録見学土産話で盛り上がりつつ、D-pro絡みの雑務。富山からの3ヶ月内留生今枝さんお別れ直前の第七餃子昼食会。

午後はまたレジュメの印刷と丁取り作業など。

夕刻、今枝さんの送別会@池田町「牛たかやま」にて。久しぶりに中川先生も金沢に戻ってこられて盛り上がった。3ヶ月はあっという間だったなあ。研究室で教育論を語り合う機会もなかなかないかと思うとさみしい。まじめで努力家の今枝先生が中学の総合学習や情報教育の推進にきっと力を発揮していくに違いないと思う。自分もがんばらなくては。散会後、谷口さんの車に乗せて頂いて帰宅。

 

7/29(月) 終日雑務で終わる。夜中にこのWebにいろいろJava scriptを仕掛けてテストしてみる。おかげでカウンタを一人で回してしまう。これはインチキだなあ。

そうこうしているうちに情報教育仲間の機器サポート問い合わせメールが続々届く。中野さん@東明のWeb学級日誌接続不良のトラブルシュート、栗山さん@安原小のパワーポイントに入れる動画編集の相談。忙しくなりそう。

 

7/28(日) 部屋の片づけと取材結果の見直し作業。夜は松任CCZ花火大会を家族で見に行く。杏子が花火の音をこわがるようになっていた。去年は平気だったのに。

 

7/27(土) 疲れが出て一日呆然と過ごしてしまう。メール処理をかろうじてこなす。D-proブース絡み、中川先生へのお礼メール等。三日ぶりに家族そろって夕食でチャイナパンへ。

 

7/26(金) 6:30起床。ホテルから撤収し8時池田小に到着。9時からの養護教諭向け講習の準備のお手伝い。池田小は中川先生の所属校。パソコン室は元図書室で一般教室二つ分の広さにPCが40台配置され、回りには書架も残っている理想的な環境。ネットワーク環境もスカイメニュー等でメンテナンスがしやすいよう、そして子どもたちが操作しやすいように注意深く構築されていた。午前中一杯、郡内の養教さんたち相手にメール利用とエクセル操作の講習会。ただの講習会でなく、養教さんの業務に寄り添った形でのPC&ネット利用の講習であるのが巧み。講習最後には養教さんのメーリングリスト立ち上げまで計画されているというのがすごい。

聞けば、郡内には各種の教員メーリングリストがすでに稼働しているそうだ。この規模で情報化が進んでいる事の凄み。2年あまりの中川先生、生藤先生の地道な環境整備と啓発の努力がこういう形で結実しつつあるということ。OJTのような形で校務などの情報化を進めるところに重点を置いている中川先生たちの方針は、やはり現状を見据えた末での選択なのだろう。授業支援や校務支援のために、ある意味SE的な仕事に徹するということも、コーディネータとして「現状を見据えて、なにを取り、なにを捨てるか」という高度な判断ゆえなのだろう。講座に集まっている養教さんへのねばり強く親切な対応、養教さんたちの中川先生に対する信頼の厚さは、これまでの努力を示すものだと思う。

その後、生藤先生について池田幼稚園のネットワークトラブルシュートの現場取材。それを終え、現場意識アンケートのお願いをして一日半の現場密着取材終了。中川先生、生藤先生にお礼を述べて2時頃池田の地を後にして、鳴門大橋・明石大橋→阪神高速→名神→北陸道経由で金沢まで約7時間余りの行程。

中川先生本当にありがとうございました。

m(__)m

 

7/25(木) 午前6時起床。8時三好郡ネットワークセンター前で中川先生@三好郡ICTコーディネータの車に拾って頂き、密着取材一日目スタート。高速道を使って約一時間の移動。その間もいろいろインタビューに答えて頂く。

到着した浦庄小にて地区の視聴覚部会(?)の夏期研修講演。教育とインターネットというテーマで中川先生がプレゼン&演習。数々のプレゼンファイルを次々に提示しつつ、実際にネット接続をしつつ…落ち着いた口調で的確に解説が進んでいく。ただし、この地区は中川先生の行動範囲ではなく、ネット接続環境がISDN64Kで貧弱なために、研修中も接続の遅さがしばしば支障となる。インフラが整っていないとだんだん職員研修自体も遅れていくという悪循環の例を垣間見た思いがした。

中川先生ご推薦のうどん(美味)の昼食後、池田に高速道で戻る。やはりその最中もインタビュー続行。自分が気づいていなかったポイントになりそうな視点に気づかされたり、中川先生が今やろうとしていることを語って頂いたり…。地域の情報化推進のために身を粉にして駆け回っておられる背景が見えてきて、やはりすごい方だなとますます尊敬の念が高まる思い。

三好郡のネットワークセンターに戻り、中の機器(プロバイダ並み!)を見せて頂く。夕刻より夕食会を兼ねた歓迎会を開いて頂いた。中川先生の同僚ITCE生藤さん@箸蔵小、そして小学校教科情報プロジェクトにも参加している石井先生も来てくださって盛り上がった。地域の情報教育事情など伺いながら、思わず飲み過ぎ。楽しかった。

 

7/24(水) 早起きして旅支度。杏子を見送ってからいったん大学へ。村上さんが研究室におられたので、話しをしながら資料の支度、印刷。12時過ぎ大学を出て金沢西インターから北陸道にはいる。京都の手前と神戸で大渋滞。明石大橋通過はもう日没が間近だった。巨大な美しい橋に圧倒されつつ通過。思ったよりも大きな淡路島を抜け、初めての四国上陸。日没。これまた思ったよりもずっと大きな徳島県を横断して池田町に到着21時。有料道路通行費は15000円を超え、長時間ドライブにさすがに疲れた。ホテルでメール処理をして即沈没。

 

7/23(火) 午前中は旅支度と研究のための時間。午後から富山で「総合的な学習と学校図書館を考える学習会」に講師中條さんに随伴。機器設定のお手伝い&聴講生である。会場の立派なAV機器にちょっとひるんだが、無事設定できて安心。

講演は、これまでの総合での実践を絡めて、学校図書館、特に専任司書の役割の重要性を説くプレゼンはいつもながら説得力がある。情報センターとしての学校図書館の役割をきちんとアピールできる人は日本全体でもそう多くはないんだろうな。

 

7/22(月) 10時大学。研究室にはだれもいず、一人でコーヒーを入れ、少し掃除など。Web日誌の更新をすっかりさぼってしまったので、思い出しつつ書いてアップ。思えばぱっとしない日々が続いているなあ。

小松市指導主事の向出先生に取材の申し込みメールを送信。インタビュー内容をあれこれ引き続き試行錯誤。

昼近くに野畑さんが登場、昼には村上さん、谷口さんも来てにぎやかに。今枝さんは内留の追い込みで富山を取材で駆け回っているらしく、今日は欠席。D-proブース発表内容の詰めをする。大型プリンタ活用のアピールをどうするか、みんなで頭をひねる。

夕刻、向出先生から取材了承のメールが返信される。3日の午前に決定。D-pro東京行きの直前の取材になってしまったが、時間のない方から頂く貴重なチャンス、感謝感謝という他ない。

 

7/21(日) わりと早くに目が覚める。娘の子守と研究プロットに悩む一日。「2005」セミナーにみんな参加しているせいか、メールもめっきり来ないさみしい一日だった。

 

7/20(土) 家族で買いものに出かけたり、部屋の掃除・新しく買った棚の組み立てをしていたりするうちにあっという間に一日が終わりかけ、大いに焦る。そういえば、今日は横浜で2005年の教室を考える会。行きたかったのだが、この夏のいろいろな県外での活動資金を考えるととても参加できそうもない財政状況である。うーむ…

 

7/19(金) じわじわとインタビューとアンケート項目を考える。夕刻からは杏子の幼稚園の夕涼み会に出る予定で早帰りするが、雨で延期。夜、東明小の交流相手校、三重百合ヶ丘小の上谷先生からV-chat授業の様子を知らせるメールあり。なんと、映像はばっちりだが、音声がアウトだったらしい。携帯で音声中継をしたのだとか…。これほどテストでうまくいって、授業でだめということが続くとめげるなあ…

 

7/18(木) 朝方、徳島のITCe中川先生に取材の依頼メールを送る。受け入れて頂けるか心配だったが、すぐに了解の返信を頂き、感謝感謝である。本当に有り難かった。25日、26日と密着取材をさせていただくことになった。肝心の研究のプロットが心許ないが、がんばって取材日までに考えを一歩でも進められるようにしたい。仕事が遅いんだよなあ、自分は…

午後はゼミ。ゼミ後、千代野小サーバ室とV-chat接続テスト。ついにTAO3のポートが開いた。東京から二人の技術者が来られて調整とのこと。なかなかおおごとである。

18:00、東明小にてV-chatLAN接続調整。なかなか調子が良かったが果たして明日の授業ではどうなるか…油断できない。

 

7/17(水) 9:00大学着。取材依頼のための文案を考えたり、日程の調整をしたり。ごちゃごちゃしているうちに一日があっという間に終わる。

 

7/16(火) 9:00大学。NHK石川のD-project取材があり、研究室で若干の撮影。中川先生の指示を受ける研究生という設定で撮られたので、ひょっとするとテレビ出演かも?? それとも絵にならずにカットか??

撮影終了後も引き続きD-pro関連の仕事を継続。その後、V-chatの制作会社からPHSに連絡があった。昨日の接続不安定の原因を状況を確認しつつ検討。どうやらカメラの相性、それにUSB端子の負荷の過大(TAとカメラ2本のデータ転送負荷)が考えられるとの説明だった。授業での検証はもう今学期中は不可能だが、夏休み中にテストしてみる価値はあるかも。

12:50映像メディア論最終日。内留生全員、それに主演の野畑さんも出席。制作課題の完成披露会なのだ。学生さんの作ったCM6本を見る。なかなか。最後に谷口さん、村上さん制作のD-proのVをお披露目。相互評価で互いの作品にコメントを書いたのだが、内留生組の作品の評判は上々。谷口さんと村上さんの努力は見事報われた。あとは本番を待つのみ。

終了後、それぞれの仕事を進めつつ待機。16:00より週末の2005年の教室を考える会のレジュメ印刷と丁取り作業。内垣戸さん、小林さん、亀田さんが届いた原稿を両面印刷、内留生軍団で丁取り。一部原稿が不達とのことで作業は完了せず、明日に持ち越しになる。

 

7/15(月) 8:30東明小で中條学級-三重百合ヶ丘小上谷学級のテレビ会議交流授業の参観…のつもりが、やっぱり本番になって原因不明の接続エラーが頻発。必死に復旧を試みるがダメ。昨日、そして今朝早朝のテストはなんの問題もなかったのに…悔しい!

中條さんはあわてず騒がず別課題を臨機応変に出して機材復旧の時間を稼いでくれつつ、

ダメとわかるとかねて用意のビデオレターによる授業にさっと切り替えて授業続行。さすがだな。

それにしても原因は…。松任市の情報教育アドバイザ・福井さんといろいろ考えるが、まったく手がかりなし。うーむ… これまで設定に費やした時間はいったい…

気を取り直して大学へ。D-proブース発表テーマ一覧の作成作業を谷口さんと。元の表は谷口さんが作ってくれてあったが、続々と入ってくる発表テーマを確認しつつ入力する地味な作業。これだけでかなりの時間を費やしてしまう。

夕刻一度帰宅して食事、メールチェックの後、18:30県教育センターで県教育工学会の会報等の発送作業を手伝う。清水先生にエッジカードをお礼の品とともに返却、Linuxサーバの話など情報交換。事務局長の村井先生をはじめ、岡部先生、中川先生も来られて一緒に文書の封筒詰め作業。普段聞けない裏話も聞けて楽しかった。書店によって21時帰宅。

 

7/14(日) 9:00東明小でV-chatのISDN2B接続設定。常駐のファイアウォールソフトを切り、よけいなサービスを止め、TAドライバとユーティリティーをインストール。自宅に立ち上げておいたV-chatと接続すると、音声遅延3秒程度、画像更新は1〜2秒ごとという感じでまあまあ。やはり有線接続のほうが安定する。接続の手順を中條さんと再確認してから帰宅。

午後は部屋の大掃除。ものを捨てないとぜんぜん片づかない。やれやれ。

 

7/13(土) 午前中は母方の墓参りへ。金沢のお盆は新暦のお盆なのだが、生憎の雨、卯辰山墓地方面への車の大渋滞で大変だった。昼を過ぎてしまい、キッチンユキで昼食、買い物をして帰宅。雨がますます強まり、大雨洪水警報が出る。

中條さんとV-chatのISDN接続に関する調整。明日午前に新機材による設定をすることに。3度目の正直になるかな。

 

7/12(金) 6:45起床、身支度して東明小へ。V-chat/128KH"接続は、やはり映像がほぼ静止画で心許ない。音声はなんとか…だが、遅延が10秒程度。うーん… やっぱり回線の細さはいかんともしがたい。

 

7/11(木) 目覚ましをいつの間にか自分で止めていたらしく、7時の時報に仰天。起床後5分で家を飛び出す。7:30東明小着。テレビ会議セッティングの約束にぎりぎり間に合う。が、持ち込んだISDN-TAのシリアルケーブルが東明小ノートにはつながらない。なんとノートにシリアルポートがない…。

前日チェックしていたとき、VGAケーブルの口をシリアルポートと見間違えていたというお粗末。パラレルポートが横についていたので、てっきりシリアルだと…。待っていてくれた上谷先生@三重百合ヶ丘小に申し訳なかった。夕刻に再度テストの約束。

一度帰宅して身支度し、大学へ。谷口さんのITCe3級合格祝いで第七餃子で内留生そろって昼食会。合格した谷口さんがおごってくれるという太っ腹。どうもごちそうさまでした。

夕刻、清水先生@大徳小から128K接続のエッジカードをお借りし、研究室にてセッティング。なんとか上谷先生@百合ヶ丘小との接続に成功するが、大学のPHS電波環境が悪く、やはり通信品質は低いまま。うーむ…。明朝もう一度テストの約束。

20:30帰宅。夕食後、また個人的に接続テスト続行。田舎とはいえ、山の中の大学よりもPHSアンテナが多いらしく、エッジカードは無事128Kで通信してくれる。通信品質もまあ許容範囲ぎりぎりという感触。東明小のまわりの電波環境が良いといいのだけれど。明日の朝のテスト次第だなあ。

それにしても、こんなにばたばたしなくてはならないのは、TAO3の地区管理担当が柔軟にポート設定を変えてくれないせいである。せっかくの高速光回線が宝の持ち腐れになってしまうことになぜ気づいてくれないんだろうか。この二日間、V-chat接続に振り回されてしまった。

 

7/10(水) 思い切り寝過ごし、あわてて身支度をして東明小でテレビ会議ソフトのセッティング。ともだち100人プロジェクトの交流授業の準備である。

テストするも、V-chatはやはりアナログモデムでは使えるレベルにない。明日、私物のISDN機材を持ち込んでテストする事に。

そのまま野々市小に寄り、こっそり格納してあった機材を運び出しテスト。帰宅してセッティング。結局大学には顔を出せず。

夕刻、JAPETより教育情報化コーディネータ「準2級」合格のメール通知あり。思わず??となる。規定の変更で、昨年度の2級1次試験の合格者には準2級を進呈ということになったそうだ。

たなぼただが思わぬ誕生日プレゼントだということで喜んでおく事にしよう。実は今日で36歳なのであった。いやはや…

 

7/9(火) いつものように大学で午後3時頃まで過ごした後、松任で中條さんを拾い、富山へ。駅近くの高志会館で堀田先生によるインターネットフェスティバル堀田班会議にオブザーバー参加。引き続き懇親会。富山な先生方に混ぜてもらって楽しく過ごす。運転手だったのでお酒が飲めず残念だった。一次会で帰ろうしたが許してもらえずそのまま二次会へ。堀田先生に中條さんが秋の自分たちの情報教育サークルに関するいくつかのお願いをして、承諾をいただく。本当に有り難い事だ。ついでに自分の論文申し込みに関してばっさり斬られて血だらけ、心の中に雨が降る…。うーむ…これまたがんばらねば。

24時頃終了。帰りに道を間違えて一般道を延々と走ってしまい、中條さんともう一方のお客様を送って帰宅したら26時過ぎだった。

 

7/8(月) 大根布小へのテレビ会議機材貸し出しのため、勤務校に寄って機材テストと梱包。10:00大学。D-pro関連の書類まとめと論文プロットの書き出し作業を進める。その合間に谷口さんが作ってくれたブース発表用のアイロンプリントをTシャツにプレスした。研究室が家庭科室状態になって楽しい。

昼、教育研究室の内留生野畑さんがネット通販代理購入で届いたしたポケットPCを取りに来られる。一緒にセッティング作業。Newマシンはやっぱりいいな。

14:00D-pro金沢大スタッフの打合せ会。久々登場の中川先生とみんなで話を詰める。パシフィコ横浜でのブース発表に関する準備と諸調整。いよいよ一ヶ月を切ってあわただしくなってきた。8月初旬は3日〜7日がD−pro絡みで横浜、一日おいて9日〜12日は浜松で論文書き合宿。7月の残りの日々をがんばらないと大変な事になりそう。

16:30〜中川先生による修論、卒論指導。自分も論文指導を受けるために混ぜてもらう。昨晩までに考えていたプロットを見て頂いて、大筋でOKが出た。早く実作業に取りかかる事が大切と指摘される。自分の中でまだ整理できていない部分もあるので、まだまだ指導を受ける必要がある。がんばらなければ。終了19時過ぎ。一人で研究室を出て帰宅。

夜、谷口さんからITCe3級試験に見事パスとの知らせを受ける。谷口さん、おめでとう!自分も秋の2級二次試験、今年こそはパスできるように努力しよう。

 

7/7(日) 午前中は読書。午後からは家族でカラオケ。外は恐ろしく暑く、道路上の温度計表示は35度!げんなり。

帰宅してメールの処理、若干の論文下準備作業。夕食後も続行。

作業中、堀田先生より論文申し込み締め切り間近のアナウンスメールが入り、ますます焦る。遅れをお詫びするメール送信後、プロット作業をひたすら続行。

 

7/6(土) 午前中は読書、ホームセンターで買い物などの雑用。午後、昼寝少し、読書、論文のための思考タイム。夕刻中條さんから掲示板に鋭い突っ込み。うむむ…相変わらずごまかしのきかない方である。

 

7/5(金) 9時30分大学着。論文資料の整理と分析作業。過去の資料を読み直す。遅まきながら、最初のプロットに指導してもらった時の意味が自分なりにつかめてきた気がしてきた。理念の把握、現状の把握、そして現状から理念へのプロセスの把握とその方法・課題の考察。現在の姿や仕事のあり方が将来的にどこにつながるものなのか、それをより効果的に進めるためにはどうしたらよいのかを考察し言葉としてまとめていくことが必要だと感じる。それに具体性を持たせるには…

夕刻まで資料を見ては考え、行き詰まっては資料に戻りの作業。明日にはもう一度プロットを書いてみて相談できるようにしなければと思った。

夕刻、内留生仲間の野畑さんがPocketPCの出物を探していたので、紹介。すぐに購入したいとの事で、CassioのE-700をネット通販即決で代理注文。帰宅するとすでに発送済みのメールが届いていた。深夜、「週間堀田研究室」で紹介されていた「教育工学を始めよう―研究テーマの選び方から論文の書き方まで」と「書く技術・伝える技術」をAmazonに発注。便利な時代だ。

 

7/4(木) いつもより早起き、早出して9時過ぎ大学。論文資料の整理とゼミ資料の準備。ひたすら考えて、なんとか今時点での自分なりのプロットを書き出してみる。しかし、まだまだ迷うことばかり。

昼食もそこそこに13時30分ゼミ開始。今日は中川先生も加藤先生も会議等で不在。残念。今日の発表担当はM2内垣戸さんと自分。

内垣戸さんは「交流学習と共同学習」の差異をつっこむレポート。自分たちはあまり意識せずに使っているこの二つの言葉も定義をきちんとしようとすると、ずいぶん違った学習の目的と様相が浮かんでくる。言葉の定義の問題なので、言葉それ自体に絶対固有の意味があるわけではないだろうが、議論しているうちに学習を切り取る視点がいくつも出てきて面白い。結局は最初の定義に戻るような形になって時間切れ。

自分の発表は「ITCeの理念と現状のズレとその解決を図る方策模索のために」。徳島のITCe中川先生の業務日誌の分析作業で気づいた事、永野先生のITCe理念との現場での状況の相違をまず説明。それらが情報教育の普及の段階に応じて次第に収束していくような方向にもっていくためにはこれからどのようなことに注力していけばよいのかを考えている事を話した。行政の体制や地域の事情と要請などにより、現状から少しずつ理念の方向に向かって動いているプロセスの途中であることをきちんと説明できればと思うが、そんなことが可能なのか、それがわからないでいることも話した。この一ヶ月あまり、ここの所で堂々巡りをしている自分に改めて気づく。情けないが、糸口が見つからない…

ゼミ終了後、内留生4人で小夕食会、思案橋「喜臨門」の刀削麺を賞味。冷房もない狭い店だが、中国人のご主人が陽気に世間話をしながら小麦粉の固まりから麺を削りだしていく作業は見事。ワンタンとうどんを同時に味わうような不思議な感覚。モチ米入りシュウマイも美味。

帰宅、一休みして、再びプロットに悩む作業続行。

 

7/3(水) 朝から大雨。遅くなってしまった県教育工学会の会報原稿を仕上げて送付。外に出るのがはばかられるほどの降りに躊躇しているうちに今度はからりと日が差す変な天候。大学着10時30分。論文資料の整理。昼食は内留生4人で「ラーメン山頭火」へ。ラーメン不毛の地金沢だと思っていたが、この店のは美味。

帰ってきて再び資料の検索と整理。永野先生の論文でのITCe像、それと現場での実態、現職ITCeの方々の努力の方向性についてもう少し調べて考えてみる必要があるな。

 

7/2(火) 9時30分大学集合。

谷口さん、村上さん、正來、亀田さん、中條さん(母君にあらず)で出発、羽咋市立羽咋小学校へ。今枝さんが現地で合流。

M2高野先生学級(5年)と横浜の佐藤幸江先生学級(4年)のテレビ会議授業参観。初めての対面授業で「福祉」をテーマに話し合う展開。うまく議論がかみ合うかということがポイントの一つだったが、「障害者の人をかわいそうと思うか、そうは思わないか」というかなりシリアスな投げかけが逆に双方の子どもたちの真剣な参加をもたらしていた。かなり深い部分での意見交換ができていたことにびっくり。

こういう互いに問いかけと応答が繰り返される場面、状況を把握し思考を発言に結びつけられる即応力が求められるところ。その力量の形成という意味で、これからどう子どもたちが自分たちの姿をとらえたのか、子どもたちに自己評価と指導者の子どもたちの行動に対する価値付けがどうだったのか、高野さんの研究に直結する部分。次回のゼミでみんなで議論できたらいいだろうな。

終わって羽咋名物「UFOラーメン」を賞味。羽咋市はUFOの町として有名(?)なのだ!

UFOは揚げ餃子、宇宙人は小さなタコ、それが巨大などんぶりに入って出て、注文者は思わずのけぞる。昼から食べ過ぎ。

大学着14時30分。工学会の会報原稿を半分書いたところで、昨夜に続き東明小へ。渡辺学級のレンタルPCの最終設定と中條さんとの工学会研究部企画3のすりあわせセッション。企画の方向性を誤解して捉えていた部分を中條さんから指摘される。自分でもあやふやになっていた部分がクリアになった。ありがたい。帰宅して夕食、入浴後、会報の原稿書き続行。

 

7/1(月) 夏近しの7月入り。家で仕事の下準備をしてから10時過ぎ大学着。

谷口さんに先週のNHK教育「教育フォーカス」(堀田先生出演6.26放映分)のVTRを手渡し。村上さんと谷口さんが完成させたD-proコマーシャルビデオ第二弾を鑑賞してみんなで爆笑する。いやはや、谷口プロット、村上技術のプレミアコンビはがんがんスキルを上げていくなあ。たいしたもんだと思う。

気持ちを切り替えて、これまで手に入れた論文資料を整頓し、読み直す。三好郡ITCe中川先生の日記から起こした業務記録がやっと完成、分析の真似事をするその下準備を作業。堀田先生から頂いたITCe関連の論文を読み直し、超短期内留の時に堀研院生の村上さんが残してくれたゼミ記録も読み直す。何のために自分は論文を書こうとしているのか、もう一度考えてみるが、一番肝心なこの部分に自分の一番の弱さがある。ITCe2級受験のためのお勉強では研究にならないという堀田先生の言葉が重くのしかかるなあ…

夕刻遅めに大学に出て帰宅途中に中條さんから電話。先週の2005セミナーの時に大学に忘れたノートPCのACアダプタがなくて困っているとのことで、夕食後届ける約束。夜のドライブがてら嫁さんと娘を車に乗せ東明小へ。7時半頃着、すでに職員は誰もおらず。中條さんは一人でパソコン室に残り設定作業をしていた。いくつかの学校からかき集めた十数台のノートパソコンを設定していた。大変ですねと目を丸くすると、明日の実践の準備とのことだった。機械に弱いと言いつつ、こういう子どもの学びのための努力をなにげにやってしまう所に実践家としての凄みを感じる。

帰宅してWebをチェック。6月のページビューは5月の約2割増しで5631。Googleのデータベースに乗って、最後にぐいっと伸びた感じ。

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masakiの情報教育レポート 管理者 正來 洋