日々是情報教育?日記

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2020年12月31日 木曜日 [長年日記]

_ 2020年を振り返って

年に数回しか書かなくなった当ブログだけれど、一応今年の振り返りを備忘録として残しておこうと思う。それにしても…の一年だった。

_ 1月

平穏な年明け。雪がまったく降らない暖冬になった。山あいにある現勤務校での2回めの冬は異例の冬となった。記録的少雪で毎週末のスキー授業もできず。平穏無事と思っていた矢先、中旬に義母が倒れそのまま不帰の人に。あまりに突然のことに茫然。

_ 2月

中国からの新型ウィルスのニュースが入り始めた。しかし対岸の火事の如しで、さして気にすることもなかったのだけれど、後にこんなことになるとは夢にも思わなかった。

2月中旬に勤務校の有志が市の音楽会に合唱隊として参加したが、そこで懐かしい前勤務校の教え子たちと再会できた。少人数算数教室で楽しく授業をした3年生たちも既に5年生。しかし、変わらず人懐こく再会を大喜びしてくれた。こちらも何だか胸がいっぱいになる。授業・余談・補充学習と担任団と一致団結して手塩にかけた子どもたちが1年で見違えるほど力がついた学年だったし、教諭時代の最後の「教え子」でもあったので、前任校を去り難いと感じさせられた可愛い子どもたち。合唱が終わって手を振って別れた。もう会えないだろうけれど、元気に楽しくやっていってくれたらと思った。

そして迎えた2月末、恐らくは教師人生で二度とはない春が始まった。

_ 3月

緊急事態宣言、WR250Xと猿沢の池突然の「本日を持って3学期は修了。明日より当面臨時休校」と聞いたのは、2月末の校長会を終えた校長さんからの電話だった。卒業式は来賓・在校生は参加できず。式自体は少人数の学校らしくほのぼのと暖かな雰囲気で行えたけれど…、まさか事態が続くとはこのときは思ってもいなかった。

2月末に次期の愛車選びをしていて3月初旬に決断。ヤフーオークションで三重県の方から個人売買でWR250Xを入手。名義変更手続きを自分でして、三重まで引き取り。久しぶりのヤマハ車オーナーへの復帰は本当に嬉しかったし、WRの走りの軽快さとカッコよさに思わず目尻が下がった。奈良に一泊するミニツーリング日程を組み、自走(帰途の敦賀からは雪に降られて死ぬ程寒い思いをした…)で帰ってきた。1年ぶりの大好きな奈良は春まだ浅し。でもやはり心和む土地だった。帰路の京都・滋賀を含め、もっとゆっくりしたかったけれど、それはこの春の再来を期して…と考えていた。ゴールデンウィークあたりには、またツーリングでゆっくり訪問して、春の大和路を堪能しようと。

しかし、それもやはり叶わぬ事態となってしまった。年度末、教頭会の事務幹事が回ってきてバタバタしているうちに、志村けんの逝去。送別会も例年のような形ではなくなって、同僚との別れの寂しさに浸る間もなく4月がやってきた。

_ 4月

臨時休校措置の延期から始まった春。新しい同僚と新たなスタートという気持ちを挫かせるかのように入学式のみ挙行で休校は続く。野山に美しい春は来た。でも子どもたちのいない学校で、奇妙に静かな勤務の日々が続く。事態は日増しに悪くなる。先が見えない日々。下旬にはついに職員の分散勤務の指示が下りまでになった。

せめて遠隔授業を!という声が世間に渦巻いて、自分にできることを模索し始めた経緯は、前に日記に書いた通りだ。この時はとても実現はできないだろうと思いつつも、小規模校の利点を精一杯利用しなければと知恵を巡らせる日々。

_ 5月

臨時休校措置は10万円給付金で書斎PCを新調5月いっぱいまで再延長された。隔日の職場勤務と自宅勤務の中で、遠隔授業環境の構築を目指して手をつくした。

中旬からはコロナ禍も少しずつ収束の気配も見せるようになって、自宅勤務指示も終わり、下旬からは分散登校日も設定できるようになった。その登校日に遠隔授業システムを試験運用するところまでいったのだけれど、残念ながら…ではなく喜ぶべきことに6月からの授業再開が決まった。

_ 6月

同僚の初夏皆さんが臨時休校による様々なダメージのケアやリカバリーに奮闘する様子に勇気づけられる日々。しかし、懸念していたとある問題が目に見える形で現れるようになってきて、それに悩まされるように。

_ 7月

1学期は8月初旬まで延長、感染予防の手立てを打ちながら、行事が例年のようには行えないストレスを感じながら、それでも子どもたちが元気に大きな問題もなく過ごせる日々に感謝しつつ。前月からの悩みは軽快もなく、むしろ悪化。なんとかそれをリカバリ・フォローしようと奮闘した日々だったように思う。

_ 8月

夏休みは尾頭がWR250XのフロントタイヤをDIY交換スパッと切られて短縮バージョンとは言え、やはりホッと一息つけるのは実に有り難い8月。近場の超ミニツーリングに行ってみたり、書斎を整理してみたり。

神奈川県立近代文学館の「佐藤さとる展」がこの夏に開催される予定とアナウンスがあって、非常に楽しみにしていた。長距離ツーリングで行ってみようと計画していたのだけれど、あっさり1年延期となってしまい、これまた落胆。まぁ、しょうがないよな…

WR250Xのフロントタイヤが摩耗限界を迎えてひどくハンドリングが悪化して困った。これまで乗ってきたオフロード車はタイヤ摩耗でハンドリングが悪化する感じはほぼなかったのだけど、モタードとは言え初のオンロードモデルは何かと感覚が違う。小径ラジアルの自前での交換は自信がなかったが、なんとかチャレンジ成功。そして2学期はあっという間。

_ 9月

書き入れ時の小矢部アウトレットを家族で初訪問2学期スタート、運動会、学校訪問の諸準備、市の調べ学習コンクール関連の仕事。そして例の件のフォローアップのための仕事。おかげで時間外勤務がグイッと増えた。通勤の行き帰りに乗るWRでのちょいとした寄り道ツーリングが唯一のお楽しみだった日々。正直キツかった。

そんな中だったけれど、娘の就職が決まったのが我が家のビッグニュースで嬉しかった。文句なく目出度い。

_ 10月

初旬に学校訪問を終えたこと、そして懸案だった事案がすっきり解決したことがトピック。一気に気が楽になった。末に恒例となっている市の調べ学習コンクールのプレゼンター業務もつつがなく完了。この仕事も来年で10年目になる。いつまでも自分が担当し続けるのは事業の継続性から見ても問題なので、事務局とこれからのことを検討することにした。

同じく末に変則的ながら「前期」修了として学習も一区切り。

_ 11月

異例続きの岐阜へ日帰り酷道ミニツーリング@R157今年だったけれど、平常運転に近い日々が初めて過ごせた。クマの出没対応に気を遣わされたのが異例なぐらいか。しかし、寒さとともにコロナ禍の第3波がじわじわとやってきた…。例年この時期に東京で行われる「調べる学習コンクール」の全国審査会への招聘は今年はもちろんなしだった。これはとても残念。まぁ仕方がないのだけれど。

WRのリヤタイヤも夏のフロントタイヤに続き、DIY交換にチャレンジして無事成功。

_ 12月

2学期末は犀川の年の瀬ポタリング懇談会も成績処理もなく年度末の忙しさも感じられない奇妙な師走だった。平和なのはよいことだけれど、なんだか物足りないねと同僚たちと話し合う。某懸案事項については年越し決定、ふむ…

_ というわけで、とりとめなく1年を振り返ってみた。コロナ禍のことは皆が大変だったわけで、でもその影響で今年の後半は学校のICT環境が驚異的なスピードで大変革された。なんにもできないに近いガチガチの状態から、なんでもやってみなさい!のリッチな環境に変革されたのは本当に驚いた。来年は与えられた素晴らしい環境をどう使っていくかが問われる一年になるのだろうと思う。頑張らないといかんよな。

_ というわけで、数少ない読者の皆様、今年もお世話になりました。どうぞ良いお年をお迎えください。