日々是情報教育?日記

過去の日記
Access Today Yesterday

2015年03月31日 火曜日 [長年日記]

_ 別れの季節

勤務校の送別会も前夜に終わる。今年の春休みはほぼフル出勤が続いている。今年度業務は片付いているものの、引き継ぎをしたり、次年度業務の引き継ぎを受けたり、すでに次の業務の仕事が待ったなしで始まっていたり…慌ただしい弥生三月の最終日。

職場の同僚との別れも寂しい。しかし、さらにじわりと寂しくなるのが、この数日でバタバタと入ってくる、かつての「情報教育」全盛時代の他県の実践者の方々の退職の報だ。時代の流れを感じる。あぁ、あれからもう15年が過ぎようとしているんだと。

1990年代の終盤から2000年台の前半、総合的な学習の時間の実施を迎える前後は、メディア活用や情報教育を巡って全国が燃えていたと実感できた。このブログもその盛り上がりに触発されて、自分の学びを記録しようという動機から始めたんだっけ。

その頃、全国で先駆者として最前線を突っ走っていた実践者の方々。自分にとって「憧れ」だった。そしてそんな方々は、実際にお会いしてみると本当に例外なく優しくて気さくで、情報教育駆け出しの自分にも惜しみなくノウハウを教えてくださった。

周囲の理解も充分でなく環境だって今と比べれば黎明期の貧弱なもの。先駆者の先輩たちはそんな中でオウンリスクで環境を整えたり、実践を開発して発信していた。そして全国の実践者が質的にも量的にも活発にリンクし合っていた。各種のメーリングリスト、セミナー、研究会。全国でめまぐるしく交流の場が作られ、みんな手弁当で集まって学ぼうとしていた。

そこにいるだけで、実践交流自分の日常の実践の幅を広げたい!と痛切にモティベートされた凄い時代だった。

その主役級のプレイヤーの方々がこれからどんどん現場を去っていく時代。自分の引退だってそう先の話ではなくなりつつある。慌ただしさの中、毎年やってくる春は寂しいもの。そして今年の春は、寂しさもひとしおだ。