日々是情報教育?日記

過去の日記
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2003年11月27日 木曜日 Edit

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指導主事訪問日。自分の研究授業公開日でもある。5時前に起床,5時30分過ぎ登庁。教室に行き授業準備,職員室で授業振り返りのプレゼンの骨組みを作る。8時過ぎ教室へ行き,子どもたちの準備状況を確認。すでに作業に熱中しているグループ,最後のリハに励むグループなど気合いが入っていた。二つのグループの最終リハに付き合いサジェスト。

1限総合は個人&グループ評価シートを配布して利用法を最終確認。2限体育は空き時間,職員室で授業の流れを確認しつつ,全体会のでの振り返りプレゼンを手直し。3限,前半は算数「平行四辺形の面積」まとめ,後半は教室に参観者用のいすを運び込んだり,グループの最終打ち合わせの時間を確保したり。職員室に本日のゲストコメンテータに応募して下さった保護者,西川さんをお迎え,簡単な打ち合わせ。

4限,紙芝居プレゼン総合研究授業「われら地球環境防衛隊」提案コンペ前半の部。参観者は指導主事さん8名,町教委関係者2名,学校の職員30名近く…で教室はぎっしり。その中で6つのグループが「明日からできる環境に優しい実践」を競合提案し,相互評価する流れ。

相互評価のポイントは「わかりやすい提案プレゼンだったか」「実践しやすい提案か」「環境問題に対し効果のある実践の提案か」。子どもたちはさすがにこの人数の参加者を前に緊張の色が隠せなかったが,さすがに3年4年と発表の経験値を積んできただけあって,堂々たる発表ばかり。実験の結果,実物,インタビュー紹介,ぬいぐるみまで登場しての紙芝居プレゼン,子どもたちの努力の結晶だったと思う。二人のゲストコメンテーター,学年の相棒の泉さんは環境教育実践家の立場から,西川さんは家庭の生活者としての立場から鋭いツッコミが入る。二人のコメントがそれぞれの立場をうまく色分けして下さって,時間も短め,スピード感ある発表会進行につなげて下さったのはありがたいことだった。自分の役目は,子どもたちの発表のポイントを拾って「誉める」ことと思ってコミットするが,これは自分だけ良い役をとったことになってしまったかな。

今回の授業の目玉の一つ,相互評価各グループに与えられた30ポイントをどのグループに何点配分するか,その理由はなにか,という評価ディスカッションは5分延長授業でも時間が足りなくなってしまった。やはり欲張りすぎた授業展開で,これは大反省。

とにもかくにも,子どもたちの頑張りに支えられて研究授業は良い感触で終了。西川さんにお礼を述べ,お見送り。いそいで給食を食べつつ,評価ディスカッションの続き。ほっとした空気が流れつつ,子どもたちは自グループの発表の評価が気になるようだった。自分がプレゼンしたときも聞き手の反応が気になるから,その姿は当然だなあ。掃除後,子どもたちをねぎらい,いそいで帰宅させる。14時の全体会スタート前,授業反省プレゼンの作成,プロジェクトとスクリーンのセッティング。

14時40分,授業整理会。今日のこれまでの実践との絡みから本単元,本時のねらいを説明,評価軸とその効果について反省点を約6分のプレゼンで。質疑として出たのは,ゲストコメンテーターの評価コメントや質疑の取り扱いについて,相互評価カードと評価用付箋の使い分けの意図,グループ審査の際の「点数配分」方式の評価としての是非…など。自分が提案として意図した「子どものメタ認知的な自己・相互評価力育成のしかけを授業にどう織り込むか」という部分がうまくディスカッションの軸になったので,授業の成否は別としても嬉しかった。審査会(コンペ)形式授業のスピード感をとるか,互いにツッコミ合う「即応力」をとるかが一つめの質問に対する自分のジレンマで,今回はスピード感をとったこと,二つめの質問に対しては評価軸の絞り込み,評価の授業の中に占める時間的力量的「コスト」の見積もりから今日の形を選んだこと,三つ目の質問に対しては,評価がうまくいかないのは,時間不足なのか,方式そのものがいけないのか,子どものリテラシーやスキルの問題なのか,続く実践で見極めたいことを回答する。

意見では同僚の一人に今回の授業スタイルがきれいに「スキル重視」で,それはそれで大事だけれども,環境学習としての深みはまだまだ浅いことを指摘された。これはまったくその通り。もっと子どもたちがジレンマを抱えつつ「でも私たちはこう考える」というレベルにはなっていないことは痛感。長いスパンの「大」総合のカリキュラムを引っ張る力がない指導者としての自分の弱点を指摘されたということだ。痛いけど真実。

それでも,今回の授業整理会が全体的に情報教育っぽく「子どもにつけたい力」「そのための単元構成や授業手法」という視点でディスカッションが進んだのは,提案授業者として嬉しいことだった。これから校内研の流れが,一時間の授業をただ討論するのではなく,情報教育的な「戦略」「提案」を語る場にしていきたいなあ…という自分の願いが少しは通じた…というのは思いこみに過ぎないのかもしれないけれど。

指導主事さんからは,総合の実践としては指導案としても実践としても必要十分条件はクリアしている旨,そして子どもたちのプレゼン能力についてお褒めの言葉をいただく。これは子どもの手柄,おおいに明日誉めてやらねば。

なんとか無事全体会も終了。続く高学年分科会は飯田さん学級の国語「やまなし」実践を中心に討議。国語と総合(情報)の関わりが議論になったりして,これまたおもしろかった。16時30分公式日程すべて終了。17時過ぎまで高学年団みんなでしみじみ授業の反省会。

いったん帰宅,嫁さんに送ってもらい名鉄エムザ地下「菜香楼飲茶館」にてみんなで打ち上げ会。すっきりして大いに飲み話す。良い会だった。21時解散,タクシーで相棒泉さんとこれまでをいろいろ語りつつ帰る。22時帰宅。24時就寝。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ ほりほり [スキル重視ってのは「それはそれで大事」なわけです。だから成功と思うべきでしょう。おつかれさま。]

_ masakage [ほりほり先生,ありがとうございます。m(__)m 意図は通じたことは成功ととらえたいと思います。授業展開のアイデアの..]


2004年11月27日 土曜日 Edit

_ 休養…

長らく抜けない風邪を治すべく,暖かくして休養の一日。一日ぼんやり過ごしてようやくエネルギーが出てきた感じ。怠惰な父親を一日あえて「放置」してくれた嫁さんと娘に感謝。m(__)m


2005年11月27日 日曜日 Edit


2011年11月27日 日曜日 Edit

_ 泉野図書館にて

LifeTouch Noteを持ち出して試用中。北の窓側ソファにて静かで暖かくて図書館はいつ来ても心安らぎますな。ネット予約システムを使い出してから十日にいっぺんの割で通っている計算。

_ LifeTouch Noteってリナザウだな

使い道も考えずにLT75Android端末を一度使ってみたいなぁ~というそれだけで手を出したLifeTouch Note。とりあえず環境を整えて持ち歩いて使ってみたら,なかなか面白い端末だと思った。いろいろ調べて設定を詰めてみたので,備忘として日記に書いておくことにする。

とりあえず,AndroidだけあってGoogle系のサービスにはデフォルトで対応しているものが多い。MapはiOSのものよりスムーズに動くし,バードビューっぽくかっこよく表示される。GPSも標準だから,WiFiモデルにはそれがつかないiPadよりも使いでがある。Google Reader(RSSリーダー)も専用ソフトが簡単に入手できる。ブックマーク共有はXmarksがこれも専用ソフトがフリーである。Evernoteは標準搭載,Dropboxも専用アプリあり。メールは標準ソフトを今のところ使っているが,設定の簡単なことには驚いた。アカウント名とメールパスワードさえ入力すればあとはほぼ自動設定だった。

あとは,細かい設定を詰めるのにiOSで言うところの"Jail Break"がしたくなるが,これもちゃんとSuper One Clickという管理者権限(root)取得ツールがある。ちょいと調べてみると割合カンタンにシステム内部が覗けるようになって,標準ではできないBluetooth経由テザリングでiPhone4の3Gネットもちゃんと使えた。iPhoneさえ手近にあれば,いつでも自動でインターネットにつながってるのが嬉しい。消費電力もBluetoothテザリングだと極小ですむし。

ターミナルエミュレータがあることにもびっくりした。AndroidってLinux派生のOSだから当然なのか。パーミションはさすがに厳しく締め上げられているから素でカンタンにスクリプトが使えるわけではないが,Super UserとかGScriptというツールを使えばクリアできる。

こうして見てくるとLifeTouch Noteって,いわゆる一つのシャープ謹製端末「Linux ZAURUS」の末裔そのものだな。小さなスクリーンのターミナルに向かってLinuxのコマンドをポチポチ打ち込んでいると,8年ほど前に入手していじくりまわしていたリナザウSL750を思い出してしまった。懐かしいな。

実用にもなるけれど…それより古いPDAオタクにはなかなかいじり甲斐のある楽しいガジェットではあるようです,LifeTouch Noteは。♪~(´ε` )