日々是情報教育?日記

過去の日記
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2004年06月01日 火曜日 Edit

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気持ちのよい晴天。午前中はプール清掃。子どもたちのがんばりと,排水用に新しく購入してもらった電動ポンプのおかげで,例年よりぐっと早く作業が終わった。子どもたち,よくがんばった。

午後は日焼けでひりひりする肩をいたわりつつ理科授業二時間,6時間目は少し早めに切り上げて帰宅させる。ご苦労さま。

放課後,北井さんと若干の打ち合わせ,使用機器の準備など。


2009年06月01日 月曜日 Edit

_ 天の岩戸のおこもり状態 ~提案授業指導案作成~

運動会の一鶴 魚介つけ麺代休の月曜日。外は初夏の美しい快晴なれど,間近に迫った提案授業の指導案書きで引き続き引きこもり。せめてもの気晴らしに夕食は一鶴に家族で出かける。お目当ての限定メニュー「魚介つけ麺」もなかなか美味で満足。サーティーワンアイスのホームセットを買って帰宅。指導案書きに戻りつつ,久しぶりの日記書き…


2020年06月01日 月曜日 Edit

_ 遠隔授業を目指した臨時休校期間の備忘メモ

2月の始めには対岸の火事だったコロナ禍が瞬く間に世の中に蔓延していった今年の春。初夏を迎えた今日、3ヶ月間の臨時休校措置もようやく解除になった。この間の何とも言い難い奇妙な日々は、これからも忘れることはないだろうと思う。

子どもたちのいない学校での仕事は「例年の」と思ってきたことが次々に破られていく。4月の後半にはコロナ禍の情勢はどんどん悪化した。学校再開がさらに遠のき、遂に分散勤務体制をまで3週間ほど強いられたり。

勤務校は手取川の扇状地の要にあたる場所にある。桜が咲く。枯れ色の山が鮮やかな新緑に染まる。長閑な春風が吹く。季節は移っていくのに学校は長い長い停滞の中にあって、先の見えない日々がいつまで続くのか…奇妙なモラトリアムの日々にずっと馴染めずにいたように思う。

それもようやく終わった…のだろうか。それとも、第二波、第三波はやってくるんだろうか。

自分にできることはなんだろう?と考えて、久しぶりにICT活用のための活動をしてみた。勤務校は児童数30名あまりの小規模校だから、小回りは効く。この際だから、なんとか休校期間中に「遠隔授業」ができるように…と関係方面に働きかけて、その準備をしてきた。思った以上に色々な障害があることがわかってきて、それを一つ一つ解決するうちに休校期間が過ぎてしまった。以下は備忘のための、遠隔授業システム実現のためのステップ。まだできていないものも多いけど。

・4月中旬。遠隔授業のシステム選定 ZOOMが手軽だけれど、学校全体として取り入れるシステムとしてはGoogleのG Suite for Educationのほうが良い。4月末にそちらの導入を目指すことに決めた。

・4月下旬。まずは児童の家庭のネットワーク・端末環境を知る必要がある。といっても休校期間なので紙ベースでアンケートを取るのも手間。学校のメールシステムを使い、Googleフォームのオンラインアンケートを使って調査をしてみた。全家庭の回答が揃うまでなんだかんだと1周間ほどかかってしまったが、なかなか良い感じ。半期ごとの学校評価(保護者・児童・教職員)もこれを使ってできるという見通しが持てたのは収穫。結果は端末がない家庭が2割ほどあること、児童専用の端末を欲している保護者が多いことがわかった。仕事用の端末を児童に使わせるのはなにかと不都合が多いということだ。それはそうだよな。

・4月末。アンケート結果を持って、遠隔授業のシステム整備について上司に相談してみた。休校期間中に試せることは試してみよとの裁可を得る。心強い。

・5月連休中。G Suinte for Educationは無償利用可能だが、所属組織が利用可能なドメインを取得することは最低限必要。年間1000円程度で済むが、その予算はどこから出るか、悩んだ。結局、PTA役員会にかけて「奨学費」から支出できる見込みが立った。

・5月初め。G Suite for Educationに申し込み。ドメインの所有確認のための手続きはドメインのDNS設定をいじくる必要があった。昔とった杵柄、自宅Linuxサーバを稼働していた時の経験が役立った。って、けっこう忘れていて苦戦したんだけど。

・5月連休開け。申込みが済むと、とりあえず14日間の試用が始まる。ところがこの「試用期間」では使用するユーザの登録が10名までに制限されてしまうので、教員と児童のアカウントをいっきに登録できないということがわかった。これがいちばん困った。試用期間して本運用にするには14日間過ぎて更にそこで申込みをしなければならない。このタイムラグは想定外で一番困った点だった。

・5月上旬。端末貸し出し希望のある家庭向けの、余剰パソコンの整備作業。10台ほど校内の未使用パソコンをかき集め、Windows7から10にアップグレード。これは知る人ぞ知る情報だけど、実はまだ多くのメーカー製旧型PCでマイクロソフトの正規ライセンスが通る。数台はそれでOSをアップグレード。廉価になっている小容量のSSDにOSを入れ直して、G Suiteが過不足なく使えるだけ状態に仕立て直した。これだけで2011年ぐらい以降のPCだったらまだ現役で使える。

・5月上旬。リモートワーク需要で在庫が払底しているウェブカメラをどうするか、困った。調べてみると、捨て値でヤフオクやメルカリに投げ売りされているプレイステーション用のウェブカメラ(USB接続、マイクつき)を、有志の作った社外ドライバを入れればWindows機で使えることがわかった。さっそく5台ほど入手してセットアップした。

・5月下旬。ようやくG Suiteの試用期間が終わり、すぐに正規利用ライセンスの申請。3・4日待たされて、ようやく本運用の許諾が下りた。すぐに教員と児童のユーザ登録。授業用のオンラインのクラスも登録。

・5月末。「分散登校」が始まっていたので、登校日に合わせて1時間授業をもらい、5・6年生の12名相手に「遠隔授業」を模擬的に実施。まだ学校ネットワークのポート開放が間に合っていなかったので、自前のモバイルルータでネットを臨時に組んで実施。

ここでタイムアップ、今日の学校再開の日を迎えた。結局、休校期間中に学校と児童自宅とを結ぶ授業まではできなかった。もしかすると、この後その環境や端末が公的に整備されて、このプライベート・ベンチャーは本来の目的を達せられないままに終わるのかもしれない。しかし、せっかく「あとは実行するのみ」にまで来ているので、校内で研修や授業にテスト導入していったり、教職員の遠隔会議に試験導入してみたり、経験値を全員で上げていく取り組みをしていきたいと考えている。

考えたくもないけれど、「第二波」がやってくることも想定して、いろいろ準備は進めておかないといけないだろうから。