内留見聞記5 2002年5月5日(日)    ミニネットデイ in T小学校

ゴールデンウィーク三日目。霧が立ちこめる生憎の天気だったが、T小学校でのミニネットデイに出かけてきた。

 

参加は中條ご夫婦、渡辺さん、正來。中條さんの旦那さんは某超大手電機メーカーにお勤めの専門家である。正來は今年は金沢大学生。となると、これは産官学の共同プロジェクトということになるな!

なんて、まあみんな身内ですけど…

 

さて、最初に各教室への配線、ハブの配置などを確認して、配線作業を開始。用意したのはケーブル100メートル、RJ45コネクタ数十個、10BASE-Tハブ2台、漏水防止パテ、ガムテープ、電動ドリル2台、コネクタ圧着工具2台、

LAN配線テスタ1台など。これでPC室のハブから二つのフロアをまたいだ4つの教室にネットワークを伸ばそうという工事になる。

 

まずはベランダ沿いにケーブルの長さを測りつつ、配線引き回しと教室への引き込み作業から。ケーブルをサッシレール越しに引き込む作業に手間取る。素人工事なのでどうしても仕上がりは無骨になるのは仕方がない。それよりも、思った以上にケーブルが消費されていってびっくり。結局、最後に一番離れた階上の6年教室に回すケーブルが足りなくなり、パソコン室に眠っていた50メートルケーブルを探し出してきて流用。いいのかなあ…

ケーブルを通したところはきっちり防水パテを詰め込んで(右写真)水漏れ防止。

同時に各教室に出てきたケーブルにRJ45コネクタをつける作業。これは中條さんの旦那さんがサクサク作業を進めてくださる。テスタで配線の確認をするが、パーフェクトだった。うーん、さすがだなあ。

 

配線が終わったところで、ネットワークの設定作業にかかる。こんどは学校のPC室のTCP-IP設定をメモ、各教室のパソコンのネットワーク設定に適用していく。

ここのネットワークはワークグループによるピアツーピア接続。インターネット3による地域イントラという設定になっているが、DHCPは働いていないので、各マシンに固定のローカルIPを割り振り、プロキシの設定も行わなくてはならない。ちょっと面倒なところ。中條さんの旦那さん、渡辺さんがとりあえず二つの教室にPCを設置して設定作業をする。

少々設定確認に時間がかかったが、見事インターネット接続に成功!

これで、Web学級日誌など、ネット交流が教室から可能になるわけだ。

2005年の教室が3年前倒しでやってきたというわけであります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

作業が終わって、パソコン室でコーヒーなど頂きつつ、中條さんの旦那さん講師のLANケーブル作成講座が急遽開催される。

 

渡辺さんが挑戦。一回目はケーブルを一本間違えて接続してしまった渡辺先生だが、2回目で見事成功!自分もしょっちゅうやるミスだ。

作業をしている内に線の配色順序は覚えるのだが、しばらく経つと忘れてしまう。次の作業の時はまたマニュアルを見ながらの作業になってしまうんだな…

 

RJ45コネクタは案外高くて1個80円ぐらいする。何回も失敗すると、これが結構高く付いて痛いのである。まあ、プロに頼んで工事してもらうことを考えたら、まったく問題にならない額なんだけど。

というわけで、この地区初めて(?)のネットデイが、超小規模ながら見事成功ということになったのでありました。

休み明けに出てきた子どもたちが喜んでくれるといいなあ。

終了後の昼食会で、今度は職員室のプリンタの話題。パソコン室に死蔵されているレーザープリンタをネットワーク化しようという計画で盛り上がる。職員室のネットワークプリンタは順番待ちやデータ移動の手間もなくなって本当に便利。職員室の情報化をすすめる切り札的存在なので、そのうち絶対にやるといいですね…etc.いろいろ夢が広がったミニネットデイでした。中條さんご夫婦、渡辺さん、ご苦労様でした。連休後の楽しみができましたね。(^_^)

 

←戻る