Web管理者日記 2003年1月

 

1/31(金) 9時30分野々市小、機材セッティングの前に急遽頼まれた児童名簿エクセルファイルの修正作業。さくっと仕上げてPC室の機材セッティング。10時30分月曜日のプレ伝統工業サミットテレビ会議に参加する村本さん学級のリハーサル立ち会い。楽しむためにこそ留意しなければならないファクターを子どもたちがどこまで自覚かできるかがポイントなのだろうな。村本さんにきちんと鍛えられている彼らなら大丈夫だろうと思う。
12時15分、チャンピオンカレーでいそいで昼食、12時40分、野々市駅で亀ちゃんをピックアップして金沢西インターから砺波、出町小学校着13時30分。中川先生について5年北島先生学級の総合の参観。テーマはこれまでの自分たちの総合での取り組みを振り返り、自らの成長をとらえ直すというもの。
一人の女の子が内省を12分近くに渡って語る。自分の現状をシビアに分析し、満足できずにより高いものを求めて悩む心情をきちんと伝えようという姿勢に感心。メタな自己認識が実に鋭い。授業の意図は、この子の姿をモデルに、一人ひとりの子どもたちの自己評価のものさしの自分への当て方を自省することにあるように感じた。
自己評価をテーマにしながら、形としては一斉指導、しかも評価の対象がスキルというより、もっとメタな自己認識を高めるための心情的な部分に踏み込んだ授業… 総合でありながら道徳のようでもあり、哲学的でさえある授業に圧倒された。
評価のあり方ををつきつめようとしている出町小の、さらに先を提案しようとしている凄みを感じさせられた。恐らくはクラス全員が今日のテーマの意味を理解したとは言えないかもしれない。が、今日の授業の意図をきちんと踏まえた発言はきっちりあった。すぐには表面化しないだろうけれど、長い時間の中でじわじわと染みてくるような授業経験を子どもたちはしたのだろうと思う。また、逆に自分との関連を掴みかねた子どもが、それをきちんと表明しつつ、最後まで議論に食いついているのも、この学級がこれまでに積み重ねてきたものを端的に示していた。
こういう授業を見てしまうと言葉を失ってしまうな…。現場に戻ってどうするんだお前は!と言われているような気がした。内留生活ならではの経験だったと、機会をくださった出町小の先生方、中川先生に感謝しなければ。

全体会を終え、亀ちゃんと今日の感想を話し合いながら帰途につき野々市駅で別れる。18時30分帰宅。夕食後、宿題にとりかかるも、進まず。

 

1/30(木) 起きて外を見ると、雪はようやく小康状態。身支度と若干の雪かきの後、出発、10時過ぎ大学着。読書を進める。某所で情報をもらって購入した早稲田大学中沢塾のリーダーシップ工学」、内容はかなり難しいが、興味深い内容。旧軍に代表される日本型意志決定システムの欠陥(リーダシップと責任の所在の不分明、合理性よりも情を優先する組織体系…)に学ばねばならないという主張は、過去に読んで強い印象を受けたNHK編集部のシリーズ本の記述を想起させる。うなずきながら読まざるを得ない。示唆に富んだ本という印象で、先を読むのが楽しみ。(内容についていけるか心配でもある…)

午後は、実践センター合宿の打ち合わせ。その後引き続き読書。再び雪がひどくなってきたので急いで帰途に着く。19時帰宅。

1/29(水) 前夜から降り続いた雪が止まず、日中も氷点下が続く。まずは嫁さんと二人で小一時間雪かき。昼前に野々市小に行くが、田んぼの中を突っ切る道は猛烈な地吹雪で視界1メートル以下の状態。運転が恐怖だった。

11時野々市小着。6年担任アシストで、卒業発表会用の写真のデジタル化作業をこなす。その間にも外は大荒れ。大雪で授業午後カット&集団下校引率準備で職員室は騒然。申し訳なく思いつつも14時、辞去して弁当を買って帰宅。

夜にかけて雪は続き、交通機関が寸断されている様子がニュースで伝わる。つくづく太平洋側がうらやましかった一日。

 

1/28(火) 午前中は某プロジェクトの宿題をするために印刷物とにらめっこしてメール書き、急いでMLに送信。昼食後、100満ボルトに出かけ、親戚のPC&ネット環境導入のアドバイス。ギミック満載のSXGA+のA4ノート(VAIO)と最新式Canonインクジェットプリンタ、YahooBBの契約まで含めて21万円強で収まった。安いのにびっくり。

帰宅してLinuxファイアウォール(iptable)の設定学習とテスト。ようやく自由にポート開閉をコントロールするコマンドの使い方を習得した。必要なポート群をスクリプトから開け閉めできるよう設定を書き換え。これで、ルータとして必要に応じた設定で自在に運用できそうだ。

 

1/27(月) 7時過ぎ起床。フリーの一日なので、しばらくぼんやりと行き先を考える。Webで立ち回り先を調べ、PDAに情報をコピーして10時過ぎにホテルを出る。近くのバス停から都営バスに乗って東京駅方面へ。雨の渋滞の中ゆっくりと晴海通りを北上、賑やかな築地市場、華やかな銀座の大通りの様子をバスから眺める。

電車を乗り継いでまずは神田古書店街へ。お気に入りのいくつかの店を巡り数冊の本を購入。東京の中では比較的落ち着いて過ごせる町でいつも来てしまう。軽く昼食の後、また地下鉄を乗り継いで門前仲町でスケールモデル専門店にてインポートものを物色。そうこうするうちに時間はあっという間に過ぎてしまい、15時半過ぎ羽田に向かう。16時半過ぎにチェックイン。おみやげを買ってから喫茶店に入りメールチェック。

18時発のJALで小松へ。嫁さんが迎えに来てくれていた。実家に預けていた娘をピックアップ、20時過ぎ帰宅。某プロジェクトの宿題提出にとりかかるも、眠気に勝てず23時過ぎに就寝。

 

1/26(日) 6時30分起床。身支度をしてからベッドにワークショップのポスターを広げ、提案の落としどころをどうするか考える。7時30分、同室の斉藤先生@元吉原小と朝食会場へ。藤原先生@静岡中川小に「しらべてまとめて伝えよう」出演秘話(?)を聞きつつ朝食。部屋に戻り、荷物をまとめてワークショップ会場へ移動。すぐに作業にかかる。道チームの先生方も三々五々集結し、タイトな時間の中で提案を詰める作業。産学協同の視点に「教委」を加え、昨年度のFATHeRS、今年度のD-projectの「コンテスト」を中心としたプロジェクトを地域で進めるという提案がまとまり、なんとかポスターも完成。せっぱつまるとみんなそれぞれの得意技が出てくるのが面白かった。イラスト請負人、必殺キーワードマン…終わり間際になってようやくそれぞれの本領発揮になったのは、自分がみんなの持ち味を出すような差配をしなかったことの裏返し…と反省。

9時、二日目がスタート。小川先生による都田小実践、長野県飯田市の産学協同実践、佐藤先生@横浜の実践発表など。

最後のセッションは、ワークショップの発表会。全体を4つのグループ群に分け、その中でコンペを行って、4代表を選出、本選発表を決める趣向。こういうマネージメント自体、こうやって身をもって体験することが重要だと思う。参加者を受け身にしない中川堀田マネージメントの真骨頂、それは学級経営に直結する学びだ。

成り行き上、自分がメインプレゼンターで発表。残念ながら代表には選ばれなかったものの、評価してくださる方もいてグループメンバで喜び合う。本選発表では、佐藤先生や徳島中川先生のグループ発表がやはり手練の技炸裂という感じで、まとまりとプレゼンのアピールという点で抜群だった。流石、一流と言われる人たちは人をまとめる力が凡人とは違う。

あっという間にセミナー日程は終了。まさに「ジェットコースターのような」24時間だった。休日に自腹を切って、受け身ではいられない、決して楽とは言えない日程をこなさなければならない場にわざわざ出かけてくる人たちが集まっているからこそ、学んだな、人とつながれたな、という充実感が味わえること。それを再確認できたのは、やはりこういう場をプロデュースしてくださった堀田先生、中川先生とスタッフのみなさなんのおかげだ。ただただ感謝である。

会場を出て、すぐそばのレストランで「とも100」プロジェクトのミーティング。中川先生からは、このプロジェクトの最終アウトプットである出版の計画が提示され、分担が決定される。自分は交流学習を支える機器担当等のサポーターとしての役割と留意点を執筆するように指示される。かなりの量を書かなくてはならないが、これまでのノウハウ蓄積を総ざらえするつもりでがんばろうと思う。〆切はゴールデンウィーク明けとのことだが、内留中に書いてしまおうと決意。

ミーティング終了後、急いで秋葉原に向かい、Sirius-MLの秋葉原特派部隊と合流。野村先生@大阪、中島先生@東京、村井先生@徳島の面々。かなりコアなショップ巡りしたり、露店を冷やかしたり。「ぽんぽこ小松島」饅頭づくりで有名な総合学習実践をされた村井先生は、ネットワークインフラのない離島に地域イントラを構築しようと奮戦しておられるとのことで、そのための機材の相談に乗ったりしながら秋葉をみんなで楽しんだ。16時30分、みなさんと別れ、もう少し散策を楽しんでから晴海の「ホテル浦島」へ移動。スタッフの対応が良くて実は気に入っていたりする。24時過ぎまで読書やメールチェック。

 

1/25(土) 朝8時30分小松発のANAで羽田へ。太平洋側を通るルートは山越えするととたんに快晴。富士山がよく見えた。9時30分過ぎ羽田着、京急線で品川、JRで新習志野11時30分着。待っていてくれた小松原さん@川崎市教育センターと駅近くの中華レストランで昼食。すでにちらほらおなじみの情報教育な先生方のお顔が見えた。

13時過ぎ、幕張セミナーハウスに入り手続き。堀田先生、中川先生を始め、富山組笹原先生、渡辺先生、白江先生、浜松組小川先生等、みなさんにご挨拶する。広い会場もぎっしり埋まっている。大阪の野村先生とも久しぶりの再会を喜び合う。とはいえ、メールで頻繁に話しているので、1年3ヶ月ぶりの再会だったことがかえって不思議だ。そんな気がしないのがメール仲間の不思議さ。

13時30分、いよいよ開会。まずは、中川堀田放談→産学協働の課題洗い出しワークショップ#1。自分はM班の所属。図らずも座長のような役回りをすることになり、かなりプレッシャーを感じつつ、進行。

その後のポスターセッションは石原先生小川先生のLEMIT(PDA実践研究)や竹田先生@山形のグラフィックソフト活用実践等を聞く。先端を行く実践から教室ですぐに役立つ実践、企業からの提案など本当に幅の広いセッションにこのセミナーの本質的な狙いがひしひしと伝わる思いがした。ものすごい熱気で、いつしか会場には冷房が入っていたらしい。

続いて第2回目のワークショップ。スケジュールが意図的にタイトに組まれていることを感じる。とにかくぼんやりしている閑がない。

ここで産学協同の具体的提案をまとめなくてはならない。30分あまりの時間の中で、議論は弾むがなかなか具体的提案が見えてこず、会場を巡視していた堀田先生から「この班、いちばん遅れてるからがんばって。若い人たちを集めてあるから、斬新な提案期待してるよ」とハッパをかけられる。ますますプレッシャを感じつつ、ポスターをまとめ始めるが、時間切れ。うーむ、残りは明朝か…

続いて18時より懇親会。立食であちこち移動しつつ色々な方と話をする。Sirius-MLの村井先生@徳島、中島先生@東京、野村先生@大阪、笹原先生@富山でミニオフ状態。おみやげ披露、協賛企業からのプレゼント抽選会でさらに盛り上がる。自分にはバディーコミュニケーションの「Web学級日誌」が当選!ただし実践レポート50本というコメント付き…(^^;

21時、二次会スタート。別室で遅くなるほど人が増え、議論が白熱するというパワフルな宴会。小松原さんと話すうち、ジャストシステムの方々とじっくり話すことになった。北陸担当の西尾さんのお話ぶりに情熱を感じ引き込まれる。25時30分すぎまで話は尽きず。その間、一生懸命に会場運営をする中川研、堀田研の学生さんたち。すっかりお世話になってしまった。学生らしからぬ気働き、いつもながら感謝するしかない。

部屋に戻り、同室の元吉原小・斉藤先生に元吉原小の研究や今後のことなど教えてもらいつつ、26時過ぎ就寝。

 

1/24(金) 8時30分野々市小。久しぶりに朝礼に参加。すぐにPC室にてテレビ会議授業用セッティング作業。今回はDVカム2台を切り替え器で使い分けるセッティングにするので、機材の位置決めをトライ&エラーで慎重に決める。10時10分、皆川さん@宮城上沼中央小にテストコール、3回トライで接続成功、音声画像とも良好。

10時25分、西田学級の4年生たちが配置に着く。若干緊張気味のよう。10時40分接続開始、水谷先生の軽妙な司会で4地点接続交流授業は見事に成功。後で聞くと、野々市からの音声が小さくなりがちとのことだった。機材セッティングも多人数用にもう少しレベルを上げるべきだった。あとは発言者のマイクの使い方、声の出し方にも原因はありそうだ。終了してから4年生たちは掲示板に感想を書き込み。こうなってくると交流の基礎体力としてのキーボード入力スキルは重要。野々市4年生はこの点でまだまだ鍛え甲斐がある様子。その間に会場を撤収して、ひとまず大学へ。

12時30分大学着。読書やメール書きなど。夕刻早めに帰宅し、娘の子守など。

 

1/23(木) 8時45分野々市小。PC室にて授業準備。9時30分、4の2(西田学級)にネットモラルとWeb掲示板利用法の指導。10時40分、4の1(村本学級)に同様の指導。どちらの学級の子どもたちも聞く姿勢が良い。自分にとっては久々の授業もリラックスして進められた。きちんと鍛えられている学級だ。ただし、ローマ字、キーボード入力のリテラシーは、4年生としても少し心許ないレベル。少し鍛えれば長足の進歩をするだろうと思う。

11時30分、西田学級のテレビ会議リハーサルのサポート。終了後撤収。伝統工業サミットのプレ授業がいよいよ明日に迫る。

13時30分帰宅。夕刻まで読書等。

  

1/22(水) 7時30分みんなは起床して朝食に行くが、自分はもう少し朝寝。8時30分、ホテルをチェックアウトして大学へ。飲み過ぎ食べ過ぎで力入らず。昼過ぎに帰宅、幼稚園を風邪で連続欠席中の娘の遊び相手。かなり元気になってきたので安心。

夕刻、新メールアドレス移行のお知らせ(各種サービス、メルマガ等)と所属MLの登録変更手続きに入る。考えなしに50を超えるサービスに登録していたので、手間がかかることは覚悟していたが、予想を上回る煩雑作業にうんざり。夕食をはさんで、深夜までひたすら作業するが、終わらず。当面は不便を感じそうだ。

 

1/21(火) ふりしきる雪の中、家を出る。日本旅行の代理店にて先日購入のチケットの領収書を発行依頼。松任にまわり、北國銀行松任南支店にて記帳フルの通帳を交換。

その他の買いものもすませて大学着11時過ぎ。メールアドレス移行のための準備に入る。

12時50分映像メディア論、佐藤先生@横浜とのテレビ会議で学生からユニバーサルデザイン学習のためのサイト推薦に関する質疑応答。14時30分「カリキュラム開発特論」最終。教育の情報化、情報教育の推進を巡るインフラ整備や行政的な支援体制についての論議。諸機関の役割とそれらの連携を主務とする教育情報化コーディネータの必要性をコメント。

16時過ぎ、「2005年の教室を考える会」@千葉幕張のリーフレット作成作業をみんなで手伝う。亀ちゃんがリードをとってみんなで作業分担し、200部のファイルを作成、点検。みんなでやって1時間ほどで作業完了。

17時、野畑さん、村上さん、谷口さんと大学を出て片町「アスパーホテル」チェックイン。4人で一万円の格安ファミリールームは思ったよりも広々としてまずまず快適。場所も(あやしげな店が裏手に集まる場所だけど)便利で、意外な穴場だな。

18時、片町「酔八仙」にて中華料理を囲んで「映像メディア論」メンバーの打ち上げ。残念ながら中川先生は所用で参加できなくなってしまったが、現場教師の集まりなのでたちまちいつもの激論モードに。おいしい中華を囲んでの宴は楽しかった。美川時代の教え子の母(!)中村さんと当時の話に花が咲く。みんなかなり飲み過ぎ、小林君@4年卒論終了モードは撃沈状態に。

解散後、臨床内留生軍団(村上、野畑、谷口、正來)はラーメンクエストに流れる。片町「くまもとラーメンあづま」のとんこつラーメンを賞味。あっさり味でなかなか美味。ホテルに帰っていろいろ話し込むうちにいつの間にかみんな高いびきで沈没。

 

1/20(月) 朝起きてみると、家のWebサーバが見えるようになっているとのメールを何人かの方から頂く。確認すると、アパッチのログに外からのアクセスが多数記録されている。未明2時過ぎに復旧したらしい。ルーティングスクリプトの適用には少しタイムラグがあるということ?? 不明だが、今動いているのだから良しとせねば。動いているサーバはいじるな!!というのがAdminの鉄則。鉄則やぶりまくってるけど。(^^;

杏子の熱は下がらず。しかし食欲旺盛なのでちょっと安心。幼稚園は欠席。授業参観だったけれど仕方ない。

銀行や郵便局に寄ってから大学着11時。野畑さん、村上さんがすでに学習中。亀ちゃんは卒論最後の仕上げ作業。がんばれ〜!

大学のLANから自宅サーバをリモートでチェックしていて、かなり重大なトラブルを発見。詳細は書けないが、なんとか対処できて安心。危ないところだった。

12時〆切の卒論に向けて、亀ちゃんラストスパートで仕上げ作業、11時30分過ぎ提出完了で、みんなで拍手。

昼食時間、加藤先生が研究室に来られて会食。野々市小の今後や西田さんの論文のことなど情報交換。西田さんの書く文章がしっかりしていると誉めておられた。

13時過ぎ、大学を出る。電気店で音声用変換プラグを購入。

14時、野々市小。西田さんと4年生へのネット掲示板利用指導(モラル面など)に入る日時を打ち合わせ。木曜午前に決定。久しぶりの授業指導は現場復帰へのリハビリになりそう。(^^;しっかり準備せねば。

PC室に移動してテレビ会議セットの設営。前回はこちらからの音声レベルが小さいこととノイズがひどく乗ることが指摘されていたので、機材を大幅に入れ替え。

加藤先生から借りたエコーキャンセラーのスピーカ部を利用することでノイズは消えた。マイクアンプもスピーカアンプと分離したことで、レベルも上がり音もクリアになった。これでなんとかなりそうだ。2時間あまりかかってしまったが、その苦労は報いられるか!?

ついでにPC室のメンテナンス。カラーレーザープリンタがすべて動作不良だったが、一台を除き復活。故障機はどうしようもないので業者行きにするしかない。

17時過ぎ、水谷先生より連絡が入りテスト接続。こちらからの映像音声はばっちりとのことで、安心。

17時30分、村本さん、西田さんもそろって、4地点接続による打ち合わせ開始。

多地点接続のテレビ会議は自分も初体験で新鮮だった。皆川先生@宮城、熊谷先生@気仙沼市大島小、水谷先生&阿波先生@三重暁小の4地点7人によるミーティングは、良い雰囲気。水谷先生の仕切りがびしりとツボをおさえてきて、とても効いている。西田さん、村本さんも没入という感じ。

あっという間に契約接続時間は過ぎて、最後は水谷先生ギター伴奏による「ビリーブ」合唱。皆川さんと水谷先生のハーモニーが輪唱になるのが可笑しかった。いや、これは文句なく楽しい!子どもたちも喜ぶだろう。

終わって野々市の3人で今日の体験を話し合う。2005年の教室ではこんなな授業形態がきっと当たり前になるに違いない!という確かな感触で意見が一致。これからの展開がいよいよ楽しみになってきた。

19時帰宅。杏子の発熱は治まらず。しかし夕飯は見事完食、どうもこういうところは父親に似たらしい。

夜、野畑さん@内留生の家庭ネットデイを巡り、MLで意見交換。ADSL接続のコストについて調べて報告。しばらく読みさしのままだった「教育工学への招待」を読む。Web日記書き。

 

1/19(日) 杏子の発熱収まらず。元気で食欲もあるのが救いだが、心配なので当番医にて診療を受けに娘と嫁さんを送る。インフルエンザではないとの診断で安心だが…、今回も長引きそうな予感。

帰宅して、午後にかけてLinuxのルーティングモジュール”ipteble”のリファレンスを読む。スクリプトを自分で書いて、IPルーティングを自分できちんとコントロールできるようになることが当面の目標、がんばらねば。道は遠いけど。

杏子の熱が38度を超えてきて、嫁さん共々心配する。まだ元気だが、いつもよりも甘えん坊になっているのは、やはり体がしんどい証拠かな。

中條さんから島根での図書館教育の研修会(講師をされるとか!)の資料Web化と広報文のチェックを頼まれ、対応を考える。

自宅サーバにWebバーチャルドメイン(toshokan.zive.net)を設定し、コンテンツを簡単に作成して公開開始。こういうことがすぐにできるのが、自宅サーバの醍醐味だ。

深夜にかけてiptableのスクリプト作成とテストに明け暮れるうち、誤ってデフォルトのスクリプトを削除してしまったことに気づき青くなる。

道理で、夕方からWebサーバへのアクセスログが記録されないわけだ。だれもアクセスできていない状態だったらしい。自分で書いたスクリプトでなんとかルーティングとサーバ公開を両立させなければならなくなった。ピンチ!

何度も考えては書き直し適用する作業を繰り返す。しかしルーティングはうまくいくが、サーバ公開は×。あきらめて26時就寝。

 

1/18(土) 早起きして身支度、出発、8時50分大徳小着。「2005年の教室を考える会in金沢」の定例会。昨秋以来なんだかんだと用事と重なってしばらくぶりの参加になる。

会場では清水先生@大徳小、坂上先生@扇台小がすでに準備をしておられた。参加者もしだいに集まる。山下先生@大根布小、谷口さんも駆けつける。

9時30分過ぎに会がスタート。大徳小の作田先生のフォトショップを使った低学年の似顔絵描き実践の紹介。図工(お絵かき)の苦手な子も、PC上での写真のトレース&ペイントで喜んで作品制作に取り組む様子が紹介され、なるほどと納得。

続いて坂上先生からはD-projectのコンテストに絡めたマイキャラクターの制作とそれを缶バッチにした図工実践のプレゼン。これまたとても楽しい実践で、子どもたちが本当に喜んで制作に取り組む様子が伝わってきた。制作を楽しみながらスキルが自然にアップするという構図はやはり大事だなあ。

その後は清水先生レクチャによるデジカメ写真トレースによる缶バッチづくりワークショップ。子供が熱中する理由がよくわかった。これは楽しい! 似顔絵がこんなに簡単に描けるとは。もっと凝った絵にしたくなるとフォトショップエレメンツの機能を自然に「もっと覚えたい」という気になる。教材の魅力だなあ。

作品づくりも無事終わり、会場撤収作業を手伝う。

12時過ぎ大徳小を辞去、谷口さんと金沢工大前「ヌードルショップZigen」を目指してラーメンクエスト第3弾。Zigenは店員さんの対応もにこやか、600円でしっかりした醤油豚骨ラーメンが食べられる。とてもリーズナブルで個人的には満足なり。学生街だからかな。

谷口さんと別れ、王様の本に寄って新刊を物色、帰宅13時過ぎ。サーバのルーティング(IPTABLE)の学習とテスト設定。16時からCECデジタルコンテンツレシピのエクセルファイルフォーマットへの適用作業。なんだか素っ気ないレシピになってしまったが、とりあえずは〆切を守ることを優先して、提出先へメール添付で送付。

その間にも、来週の2005年の教室セミナー合宿@千葉幕張、水谷先生の伝統工業交流プロジェクト、とも100プロジェクト最終会議、CECデジタルコンテンツ開発関連でメールが乱れ飛ぶ。情報教育関係者が来週に向けて非常にアクティブになっているみたいだ。この雰囲気が楽しい。

夜、杏子が熱を出す。インフルエンザが幼稚園でもはやっているらしいので、いよいよ来たかという感じだ。嫁さんが心配して、二人は早々就寝。起こさないように静かに読書&PC三昧。

 

1/17(金) 家を出る前にメール片づけ。移行したHammernode.orgのDNSサーバが不調、なにかやってるのかな?

家を出て下菊郵便局で定額貯金の解約、近くのATMで2005合宿の会費振り込み。10時大学着。2005合宿の自己紹介ファイルを事務局に添付送信。北陸三県教育工学大会の発表原稿を富山大事務局小川先生に送付。結局栃木大会発表のままになってしまった。

昼食はみんなで金沢ラーメンクエストで八日市の「支那そばや」へ。大繁盛で行列状態だったが、評判ほどの美味とは感じずちょっと残念。コストパフォーマンスは微妙な線だな…。みなも同意見だったので、もう行くことはないかな?

大学に帰り、デジタルコンテンツパッケージのエクセルファイルへの書き込み作業。フォーマットにうまくはまらない部分も多くて悩みつつとりあえず初稿up。もう少し吟味してから提出しようと思う。

18時30分帰宅。水谷先生からどんどん伝統工業交流学習のメールが流れる。このスピード感、さすが水谷先生プロジェクトだなと思う。

 

1/16(木) 家で雑用&提出課題片づけ。11時30分第七餃子にて昼食会。13時30分、今年の自主ゼミ始め。3年生のみなさんがそれぞれの卒論を視野に入れた報告。終了後、加藤先生が会議から戻られたので、伊那小公開研参加についてお話を聞く。みんなで参加できることになりそう。17時過ぎ退出、2005年の教室を考える会参加のためのチケット手配のためにいつもの日本旅行代理店へ。航空券だけ買うつもりだったが、一日滞在を延ばして東京巡りをすることに決めた。小松羽田往復航空券は27000円だが、ビジネス一泊ホテル往復航空券つきパックはなんと21000円。この価格逆転はいったい…。土曜日朝二の便で羽田、2005合宿参加、晴海の激安ホテル宿泊で翌月曜日をフリーにすることにした。

19時過ぎ帰宅、夕食後恐ろしく眠くなりついウトウト。夜中に目を覚ますと、CECデジタルコンテンツの締め切り繰り上げの告知を見てびっくり。明日大学で仕上げなければ。

 

1/15(水) 午前中はサーバ設定を少しずつ調査&煮詰め。まだDNSは動かず。昼に家を出て山頭火にて昼食。塩ラーメンが相変わらず美味、満足。

大学に寄って、山下先生@大根布小に返却していただいたテレビ電話を回収。過分なお礼の品をいただいて恐縮の極みである。山下先生ありがとうございました。m(__)m

村上さん、野畑さん、亀ちゃんと少し話をしてからすぐに大学を出る。無線パーツショップに寄って、映像ケーブルや変換コネクタを購入。野々市小着15時50分。水谷先生@三重からテレビ会議接続テスト開始問い合わせの電話が入るが、開始時間を勘違いしていて準備間に合わず。(冷汗)

遅れを謝罪し、先に他校の接続テストをしてもらうことにする。すぐに設営開始、16時45分完了。西田さんと石川大会の論文のことなど話しながら接続時間を待つ。

17時過ぎ、分掌会を終えた村本さんもそろってテレビ会議初顔合わせを行う。こちらからの送出音声レベルに問題あり。調整を行うが今ひとつ。とにもかくにも顔合わせは無事終了。村本さんが初テレビ会議に感動しておられた。水谷先生プロデュースの交流学習、きっと学びの多い時間になると思う。

皆川さんに貸し出したテレビ電話も音声出力に問題があったとのことで、使用機器の煮詰めを行う必要が出てきた。これは金曜日までに機材をそろえてテストしてみるしかない。水谷先生、引き続きお世話になります。m(__)m

18時過ぎ、一度機材を撤収して野々市小を退出。18時30分帰宅。夜にかけて引き続きサーバ設定の調整。

 

1/14(火) 野々市小に寄って用を済ませてから久しぶりの大学へ。昼過ぎに中川先生が研究室に来られ今後の予定など伝達&みんなで相談。午後はメディア論授業。まずは昨年末まで自分が指導担当で学生グループに取り組んでもらったLEGOプログラミングの成果発表会。短時間でみんなプログラムとメカをうまく組み合わせた作品を仕上げていたのは感心。次にこれからの授業のオリエンテーションが中川先生から。しばらくは谷口さんがメインアドバイザになって、ユニバーサルデザイン調べ学習のためのWebサイト選定&プレゼンをするというもの。対象は横浜の佐藤先生学級だそうで、これはおもしろい授業になりそうで来週からが楽しみ。

続いて修士課程の「カリキュラム開発特論」、新情報教育の手引き輪講も7章まで来た。障害児教育における情報教育の位置づけを論じた章をみんなで討議。障害児にとっての情報教育の重要性はどこにあるかが議論になった。障害児教育に携わる現場の先生から様々なエピソードが語られる。中川先生も様々な事例を挙げてくださり、みんな真剣に聞き入りつつ、討議が進む。

メタツール(というか能力の拡張ツール)としての情報機器が失われた身体機能を補う、あるいは新しいメディアがコミュニケーションの困難を打ち破り社会とのつながりを作り出す。そういう意味で、障害児教育の中においては、情報教育や教育の情報化の重要性は一般的な意味でのそれよりも、死活的な意味を持つものになるのではないか…という結論に達した。ふだんあまり考えたことのない視点から討議ができて、個人的には視野を広げてもらった思いがする。ためになるこの授業も次回が最終回だ。

帰宅19時、夕食後にサーバ設定のための情報収集。ドメインレジストラのサイトからホスティング変更手続き&独自ドメインサポートのDDNSサービスの設定。またしばらくはDNS設定地獄が続きそう。(日記書いてもだれもアクセスできない状態が続いているんだろうな…)

 

1/13(月) 晴天の一日。家族でのんびり過ごす。読書しかけてはウトウト。夕方からサーバの設定の最終的な詰めにかかるが、仕様確定できず、悩む。.netドメインをDDNSで運用するのは、DNSの切り替えタイムラグの大きさから行ってなかなか難しい。.bizや.infoドメインはIP書き換えタイムラグが小さいのだけれど。

IPのリース時間が長いプロバイダを選ぶか、固定IPをくれるプロバイダを選ぶことがやはり一番の解決策のようだ。

 

1/12(日) 7時30分、目覚ましで無理矢理起床。朝食を摂りにレストランに降りる。北陸軍団で某プロジェクトの討議をしながら食べていると、山脇先生、中川先生、田中先生、竹田先生、有田先生が合流。

10時過ぎ、ホテルを出発。北陸組みんなで今回のセミナーの感想や今年の方向性を議論しつつにぎやかに帰路につく。快晴のドライブはとても有意義で楽しかった。富山組のみなさんとぐっと親しくなれた気がしてこれまたうれしい。

15時過ぎ、無事テルメ駐車場に到着し、名残を惜しみつつ解散。帰宅してメール処理をしようとノートを開いたその前でいつの間にかウトウト。夕食後も一気に眠くなり、いくつか関係方面にメールを書きかけたものの、撃沈状態。あきらめて寝床へ。

 

1/11(土) 6時起床で身支度を整え、西インターテルメ金沢の駐車場に急ぐ。8時30分、富山石川組のみなさん勢揃いで「自分の教育実践を研究として成立させる方法について学ぶ会」に向けて出発。金沢西インターから入り、北陸道→米原JCT→名神高速→小牧JCT→東名道→浜松西の約4時間30分の行程。途中、7人でぎゅうぎゅう詰めにも関わらず大いに話が盛り上がりあっという間に浜松に到着。

先にロイネットホテルにチェックインして昼食を摂り、バスで会場のコングレスセンターへ移動。けっこうギリギリで14時45分スタートの会に滑り込み。

会場はすでに満席、皆川先生@宮城、中川先生@徳島三好郡ITCe、中島先生@鳥取、才所先生@熊本、吉野先生@富士市元吉原小高橋先生@岡山…等々に急いでご挨拶。錚々たるメンバーがそろっておられる。石原先生@滋賀瀬田小のお隣が空いていたので恐縮しつつ座らせて頂く。すでにむちゃくちゃ緊張。

まずは堀田先生よりの会の趣旨説明、その後第一実践報告で山脇先生@鳥取の発表を聞く。総合としてきちんと考えられた実践であることが伝わる。それをどう「研究」として位置づけるか、4人の研究者の先生方から暖かくも厳しいコメントが飛ぶ。データの取り方や見せ方、論理の組み立て方など留意すべきことが次々に指摘されるが、それらはすべて聞いている自分には耳の痛いことばかりだった。

続いて五十川先生@浜松の発表。一年間堀研ゼミにてブラッシュアップを重ねてきた発表というだけあって、とても良く練られたわかりやすい構成の発表に聞き入る。しかし、それでも研究者の先生方からは「研究」になるかどうかの厳しい指摘が次々にコメントされる。自分にはやはり研究的視点がないのだと痛感。「教育」的にどのような意味があるか、それを恣意的解釈ではなくクールに語れるデータ収集ができているかどうか…、自分が夏に書いたITCe論文を振り返り、これまた耳が痛いことばかりだった。

発表されたお二人の先生のおかげで、自分の学びの有り様を深く振り替ることができたし、今後の課題が少しずつ見えてきた気がした。本当に有り難いことだと思う。今回は人の実践を聞くことで学びがあったけれど、それだけでは本当に自分の実践を厳しく見つめることにはならない。現場に戻ってからがやはり勝負だ。がんばらなければ。

新年一発目にこんなアカデミックでクリティカルな学びの場に参加できたことは、やはり大きな収穫だったと感じる。

終了後、懇親会〜3次会。皆川先生と久しぶりの情報交換、来年はぜひ交流学習を!と約束し合う。石塚先生@静大情報学部にはPDA上で動くドリル学習ソフトのデモを見せて頂き、今後の取り組みの方向性を教えて頂く。なんだかすごいことになっていて、聞いていてわくわくする。そんなふうに席替えのたびにいろいろな方々とお話をさせて頂いて、楽しくも学びの多い時間を過ごす。竹田先生@山形には東北で立ち上げ間近の情報教育サークルの様子を聞かせて頂く。Sirius-MLの佐藤先生を中心に盛り上がっている様子がひしひしと伝わりエキサイティングだった。山脇先生@鳴戸教育大M1からは、来年度現場にもどってからのメディア教育実践の記録提供を依頼される。自分がそんなに役立つデータを提供できるかわからないが、自分に課題を科すつもりで応諾。これまた現場に戻ってからの励みができた。3次会は小川先生@浜松都田小のお隣でこれからの実践の方向性を聞く。相変わらずの先端志向のパワフルな実践に脱帽。まったく、すごい人ばかりだ!いろいろな知的な刺激を受けて興奮したのか、ホテルに帰ってもなかなか寝付かれず。これからの自分の方向性をあれこれ思案しているうちに時計は28時近く…ようやく眠ることができた。

 

1/10(金) 今日も朝寝坊。午前中から早速サーバの設定作業。未明に書き換えた独自ドメインのIPアドレスがDNSに浸透して、10時過ぎにはドメイン名で自Webアクセスが可能になっていた。その後も回線接続の切断は起きず、IPアドレスも維持されている。従って、Webサーバ公開も順調に継続中。また、クライアントのTCP/IPを調整していくと通信速度は下り25〜30Mbps,上り12Mbps程度にまで向上してきた。まだ不満だけれど、Plalaの北陸バックボーンが100Mbpsしかないことを考えるとまずまずの数値かもしれない。別プロバイダで速度を試してから、最終的な契約プロバイダを決定することにしよう。DHCPのIPアドレスリース時間が長いと噂のASAHIネットがいいかも…。

しかし、KCTケーブルテレビ回線に比べて今度のプロバイダ(Plala)のIPアドレスリース時間は極端に短い。切断すると次に接続するときには必ずIPが変わることがわかっているので、ツールで自動的にIP変化を検知しDNSを書き換えるサービスを導入しないと落ち着かない。独自ドメインをサポートするDDNSサービスへの登録とツールの設定が次の課題だ。

午後から書店で情報収集。帰宅して読書。多地点交流「伝統工業サミット」の主催者水谷先生に、こちらから参加する野々市小4年担任(西田さん、村本さん)のメールアドレスを通知。MLが動き出すので、西田さん、村本さんには水谷先生の交流学習プロデュースをじっくり味わってもらえそう。

夕食前後、谷口さんWebサーバの不調の相談メールに対応。なかなか解決せず継続サポート中。その間に明日の浜松セミナーの交通費を試算してNANAKO-MLに投稿。単独JR使用だと往復2万円弱なのに、7人乗り合わせだと往復4000円弱で済む。金欠の折り、実に有り難いなあ。皆川さん@宮城、才所さん@熊本、竹田さん@山形等々、しばらくお会いできなかった方々との再会もとても楽しみだ。

 

1/9(木) 目を覚ますと9時過ぎ(^^; 。あわてて飛び起きて外出の支度。100満ボルト金沢本店の書籍コーナーにてLinuxの参考書購入。野々市小に回って西田さんに栃木大会論文集を渡して若干の立ち話。西田さんは3月の教育工学会発表に挑戦とのことで、論文書きの仲間がまた一人増えてうれしいかぎり。自分もがんばらないとなあ。

野々市小を退出し、本棚を整理して出た不要本35冊をブックOFFにて買い取ってもらう。査定1700円は仕方がないとはいえ安いなあ…(泣)

帰宅して娘の遊び相手。幼稚園が昨日から始まっているが、今回の休み明けはホームシックもなく、やはりそれなりに成長してがんばっているんだなあと思う。自分の現場復帰後のほうがよほど心配だったりして…。

今日も家族が寝静まった頃から、サーバー設定変更作業にリトライ。Webminからルーティングのデバイス変更処理(eth1を削除してPPP0に書き換え)をしてプロセスを再起動すると無事ルータとしての動作が復活。クライアントからのネットアクセスができるようになった。引き続きTCP/IPの設定調整。しかし、23時過ぎからのネット接続は非常に不安定で接続断が頻繁に発生する。そのたびにサーバのIPアドレスが変わる。これは外部に公開するサーバとしてはうれしくない事態。ネットの実効速度も今ひとつ(下り10Mbps、上り2Mbps程度)で、悩ましい。26時頃まで取り組むも改善せず、あきらめて寝る。ネットに振り回される生活、いつまで続くやら…

 

1/8(水) Bフレッツ工事日。朝から回線引き込みの部屋の片づけをして待機。テルメでのデジタルコンテンツ合宿の会計報告を作成してMLに投稿。

事前のNTTからの連絡では午前中3件目の工事とのことだったが、やはり作業は遅れるらしく結局13時30分まで待ちぼうけ。そのあげく夕方以降してほしいとのNTTからの電話が入る。作業スケジュールが非常にタイトなことは聞いていたので、まあ仕方がない。調整の結果、18時の約束に。

いそいで支度をして大学へ。小林君が卒業論文書きで中川先生部屋でがんばっていた。村上さん、野畑さん、亀ちゃんも登場。論文資料をテーブル一杯に広げて亀ちゃんもがんばっている。あと少しだからがんばってね!

15時過ぎ集中講義の終了した堀田先生を乗せて小松空港に向かう。道中、これからの我々のサークルのことを相談したり、全国でがんばっている人の話、情報教育の動勢や堀田先生の将来的な目標などを聞かせて頂いたりした。空港でも喫茶店でお茶を飲みながらしばらくお話をさせて頂いて、こんな機会はもうこれからそうはないだろうな…ととてもありがたかった。羽田経由で札幌に向かう堀田先生をお見送りして18時前帰宅。

18時過ぎ、夕食を食べ始めたらNTT工事が始まる。5人の作業者が内と外で手分けしてファイバ線をエアコン用のダクトから引き込む。特殊工具でONUに接続。見たことのない作業で興味深く観察してしまった。

物理的な接続が終わり、NTTのイントラ内のスピード確認サイトで作業者持ち込みのノートPCにて接続速度テストを見せてもらう。

結果は85Mbps前後。ほぼフルスピードに近いらしい。20時、撤収作業をする作業員の方々に暖かい缶コーヒーを買ってきて手渡す。

家族が寝静まった23時過ぎから家庭内LANの移行作業に手をつけるが、LinuxサーバのPPPOE設定はすんなり決まったものの、IPTABLEによるクライアントマシンに対するルーティングがうまく行かず。いろいろ試しているうちに26時を過ぎ、疲れ果ててあきらめる。暫定でケーブルテレビ回線を復活。27時就寝。

 

1/7(火) 7時過ぎにみんなで起き出す。朝食後、メールチェックすると「火曜メルマガ」にて永野先生が学習パッケージ百選の公開を告知されていた。富山石川浜松班の一員として初めて参加したプロジェクトの成果物だ。

本格的プロジェクトに初めて参加する期待感、そして経験値のない自分がきちんと求められるクオリティーを満たしてアウトプットできるのか…という不安感が交錯した去年の秋を思い出す。それだけに本当に勉強になったプロジェクトだった。まだたった一年前なんだなあ…。

みなさんのパッケージの中に、自分が担当した教科クロスの総合カリキュラムパッケージ「鳴かぬなら…戦国の三武将プレゼン大会!」もあった。つたないながらも自分のOutputが世に公開されるのはやはり嬉しい。今回のパッケージ会議と前プロジェクトのアウトプットが重なるのも不思議な偶然という気がする。

9時過ぎからチェックアウトの10時を大きく過ぎて再びメンバーでコンテンツのフォーマットに関する討議。渡辺さん、向井さん、中條さんたちが意見をぶつけ合い、笹原先生高橋先生が方向性をまとめていく。前回の学習パッケージ的なまとめ方がやはり有効という結論。コンテンツの利用上の留意点の扱いなど再確認。

11時過ぎに解散。加賀班(中條、中野、渡辺、正來)で支払いを済ませる。中野さんが集金を預かってくれていて大助かりだった。みんなで週末の研修の打ち合わせなどしつつ別れ、先日より頼まれごとをされていた勤務校へ。

プロジェクタを返却し、いくつかのサポート作業をしているうちに、さらに頼まれ仕事が増え、退出がじりじり先送り。

榊原さんのノートのディスク空き領域不足の解消の方法を説明、アプリの移動作業。田村さんのワードのツールバー異常の直し方を説明。その後、前々から西田さんに頼まれつつ解決できなかった学年Webの奇妙な現象(画像貼り付け不可?)に取り組む。貼り付けた画像のパスがアップロードすると化ける異常の原因がわからず悩む。何度も貼り付け直し、HTMLタグの直接編集でも変化なし…。最後に編集ソフトの画面からすべて全選択→コピー→新ページへの貼り付け→ファイル名変更…でついに解決!HTMLソースがどこかで異常になっていたらしい。なるほど、こういう解決法があるのか…とひとつ経験値が上がった気がしてすっきり。

しかし、堀田先生の集中講義は聞けなかったのが残念。結局作業終了は17時近くになってしまった。無念なり…。

18時過ぎ帰宅。メール処理等。工事が明日に迫ったBフレッツ、プロバイダ選びを急がなくては。

 

1/6(月) 5時、目覚まし一度目では目覚めず、二度目でやっと起床。すぐにコンテンツ作成作業、なんとか仕上げる。プリンタ不調で両面印刷に手間取る。11時30分過ぎ、家を出て野々市小にてプロジェクタなど借り出し、すぐに大学へ。

13時過ぎ研究室。CECデジタルコンテンツの組写真の編成用エクセル表のデータ入力作業。村上さんが関数の使い方をアドバイスしてくれたおかげで、思ったよりも短時間で作業終了。村上さんありがとう。

15時30分、集中講義で実践センターに来られている堀田先生と堀研4年生の森下さんをお迎え、会議会場のテルメ金沢へ向かう。16時20分到着、会議室でのプロジェクタセッティングなど諸準備作業。

三々五々、富山班のみなさんも集まって、17時30分、CECデジタルコンテンツ作成会議スタート。持ち寄ったレシピを順に検討する中で、年末の富山会議でも問題になったレシピフォーマットが討議された。所用で遅れた笹原大臣も到着。

今回のテーマである「教科学習」を効率化するためのコンテンツ利用…という観点から、どのようなパッケージの組み立てが有効か議論に。

昨年度の総合(情報教育)の学習パッケージ開発コンセプトは、未経験の指導者でもお手軽に取り組めるフルパッケージ教材、なのに「情報教育」が「いつの間にか」できてしまう…というもの。だからレシピとワークシート群が備えるナビゲーションは的確かつ「強め」なぐらいでちょうど良いという共通理解だった。

今回の教科パッケージの場合は、使い手がある程度の授業イメージを持っているのが前提。見た目の簡潔さとっつきやすさと、コンテンツの特性を生かした授業イメージを伝達するための表現の詳細さのバランスをどこでとるか…それが議論の中心だったように感じた。

自分の中に結論を出すことができずに聞くばかりになってしまい、反省モード。堀田先生、笹原先生がフォーマットの方向性の議論とコンテンツとしての内容の両面を的確に整理しコメントしていく中で、鈍い自分にも少しずつ今回のパッケージの要件がわかってきたような気がする。いくつかパッケージフォーマットを勘違いしていたことにも気づく。

19時45分、少し遅れて懇親会開始。富山石川チームで飲むのは久しぶりで非常に楽しかった。堀田先生はじめ、みなさんにITCe2級取得を祝って頂き感激。部屋での二次会も24時過ぎまで盛り上がる。別宿に泊まる堀田先生、森下さんをお見送り、部屋に戻ってしばし雑談ののち就寝、26時過ぎ。

 

1/5(日) 起きて雪かき、駐車場と通路を一時間ほどやるとすっかりバテバテ、体がなまりきっているなあ… (^^; 昼食を食べて一休み。15時30分、小松空港に堀田先生出迎えのために出かける。雪の影響もさほどではなく、16時20分無事到着。遅れつつも到着している飛行機を見て安心。しかし天候さらに悪化、予定の飛行機は上空まで来て羽田に引き返してしまった…、残念。帰り道は氷点下、吹雪、アイスバーン…これだけ冷え込むのも珍しい。19時帰宅。コンテンツ作成作業にとりかかるが、集中力まったくなし…あきらめて目覚ましを夜中にセットして就寝。

 

1/4(土) 読書や娘の子守でのんびり時間が過ぎる。中條さんよりTelあり、6日のCECデジタルコンテンツプロジェクトの合宿会議準備作業。会場の最終見積もりと確認の連絡、MLへの報告等。夕刻、実家の新年会で松任番匠の焼肉「恵比寿」へ。相変わらずの大繁盛、妹夫婦も交えて盛大に飲み食い。実家に戻って子どもたちと人生ゲーム大会、杏子もルーレットぐらいは回して参加できる年になった。22時前帰宅、大阪のAkiさんとLinux&積雪状況についてメールチャット状態になる。しんしんと降る雪、明日が心配だ。

 

1/3(金) 午前中は娘の子守りやPCの調整。昼から嫁さんの実家へ年始。杏子が大喜びで従兄弟とはしゃぎまわる。夕方に帰宅、メールサーバ設定に取りかかるが難航。

なんだかんだと三が日は過ぎてしまったが、今年のめあてを書いておくことにしようと思案した。「数値目標」が評価にあたって重要だ!と某所の情報を見て意識してみる。

1.交流学習実践を一つ以上

2.学会論文を一本以上

3.校内ネットワークで、校内ポータル・グループウェア的な取り組みを試行

4..com Master ★★(NTTコミュニケーションズ7月/12月)取得

5.Linuxによるメールサーバ(メーリングリストサーバ)の構築

6.研修のために積極的に外に出る

と決めた。最後のは数値目標じゃないな…。

ともあれ、どこまでやれるかがんばらなくては!

 

1/2(木) またも家族で朝寝(^^;。起き出して昨夜読み出した「子供は無限に伸びる」の続きにかかり、読了。実践に基づいた内容はやはり説得力がある。単なる詰め込みではない、子供の生活力向上の一環としての学力向上なのだという陰山先生の主張がよくわかった。昼は実家で年始。今年もみんな健康で過ごせたらいいね、と話し合う。妹夫婦も合流。夕刻前、帰宅して「教育工学への招待」に取りかかる。キッチンユキで夕食。深夜、メールサーバ構築の学習。うーん、やはり難しい…

 

1/1(水) 朝から青空が明るい北陸には珍しい気持ちの良い正月になった。家族でゆっくり朝を過ごす。屠蘇と雑煮で今年一年の無事を祈る。午後からは年賀状の整理と発送、地元の神社へ初詣。家族でゆったり読書。昨晩から読書が非常にはかどる。暮れから読んでいた「実践に学ぶ情報教育」を読了。情報教育の意味を実践をもとに解題してあり、とても読みやすくわかりやすい。今、情報教育に取り組む意味を再確認できた。勢いに乗って数ヶ月読みさしのままだった斉藤孝「できる人はどこがちがうのか」を読了。笹原先生@富山が某MLで紹介されていた本だ。イチローや中田から村上春樹、吉田兼好まで取り上げながら領域を超えた「上達の極意」を考察する内容。そんなにいつまでも時間はないんだと最近痛切に感ずる(年齢なんだろうな…)自分にとって、とても示唆的な内容だった。メタに自分の来し方行く末をとらえる戦略性が自分には本当に足りないことを考えさせられた本。目の前のことに流されずに自分の目標はなんなのか、もっとしっかり持たなければ… などと新年らしく考えたりして…。長続きしなければ意味ないな。(^^;

夜からは「子どもは無限に伸びる」(陰山英男)と「教育工学への招待」(赤堀侃司)を読もうと思う。

 

あけましておめでとうございます。m(__)m

今年は現場復帰、実践で内地留学の成果を示すことが求められる年、気を引き締めてがんばります。今年もどうぞよろしくお願い致します。m(__)m

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masakiの情報教育レポート 管理者 正來 洋